期間別予測トレンドレポート



先月起きたケルプDAOへの大規模ハッキングで暗号資産市場は大きな打撃を受けた。一方で業界では、今回の事件は分散型金融(DeFi)の制度圏入りに向けた過程の一部だとの受け止めが出ている。
ケルプDAOは先月、クロスチェーンブリッジを通じてリステーキング型イーサリアム「rsETH」11万6500個を奪われた。当時の相場で約2億9200万ドル規模だった。
5月2日にコインデスクが報じた。複数の業界専門家は、ケルプDAOのハッキングはDeFiの脆弱性を浮き彫りにしたものの、機関投資家の参入を妨げる材料にはならないとみている。
ジャナス・ヘンダーソン(Janus Henderson)でイノベーション部門を率いるニック・チャーニー氏は「DeFiプラットフォームは、投資家が資本をより効率的に活用する新たな道を切り開いている」と語った。そのうえで「新しい挑戦には常にリスクが伴う」とし、「今回の事故は金融イノベーションを妨げる障害にはならない」と付け加えた。
一部のセキュリティー専門家は、DeFi業界がより高水準の防御体制を構築する必要があると指摘した。機関投資家が信頼して資金を投じられるだけの仕組みが欠かせないという。
ガントレット(Gauntlet)のポール・ビゼンダー最高セキュリティー責任者は「オンチェーン資産管理の環境は攻撃者の標的になりやすい危険な場所だ」と述べた。さらに「システム全体の安全性は、結局は最も脆弱な部分で決まる」と警鐘を鳴らした。
同氏は、あらゆるアクセスをまず疑って検証する「ゼロトラスト」のセキュリティーモデルの導入や常時監視システムの整備など、多層的な防御網を築くべきだと提言した。
セントリフュージ・ラボ(Centrifuge Labs)のバジ・イルミナティ最高経営責任者(CEO)は「機関の大規模資金を呼び込むには、投資対象資産を明確に検証できなければならない」と強調した。担保の構造を透明に開示し、契約履行を担うスマートコントラクトも誰もが信頼できるよう、予測可能な形で設計する必要があると訴えた。

Uk Jin
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