期間別予測トレンドレポート



ビットコイン価格の調整は、量子コンピューターの脅威が主因ではないとの見方をグレースケール(Grayscale)が示した。足元の下落は技術リスクよりも、投資家のリスク資産圧縮の流れを反映した可能性が高いという。
5月5日に暗号資産専門の資産運用会社グレースケールが公表したリポートによると、ビットコイン安の主因は、量子コンピューターの発展に伴う暗号技術への脅威よりも、成長株中心のポートフォリオで進んだディリスキングの影響が大きい。
グレースケールは、量子コンピューターが暗号の安全性に長期的な脅威となる可能性はあるものの、今回のビットコイン下落の主要因ではない可能性が高いと指摘した。
リポートは、ここ数カ月にわたり量子コンピューティング関連の上場企業株がビットコインと連動する値動きを示してきた点も根拠に挙げた。量子コンピューター技術の進展がビットコイン価格に悪影響を与えたのであれば、関連企業の株価は上昇しているはずだが、実際には逆の動きだったと説明した。
さらに、ビットコインと量子コンピューティング関連株の同時安は、AI産業の変化に伴う成長株全般のディリスキングの流れを映したものだと分析した。これは、特定の技術リスクよりも、マクロの投資心理の変化が相場に与えた影響の方が大きいことを示唆するとした。
あわせて、ビットコインは分散投資ポートフォリオの中で、なお価値保存の手段として機能していると付け加えた。量子耐性を備えたアップグレードが完了する前でも、価格は回復し得るとしている。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





