概要
- 米暗号資産ベンチャーキャピタルのマルチコイン・キャピタルが最近、ジーキャッシュ(ZEC)に大規模な投資を実施したことが分かった。
- 同社は今回の投資について、プライバシーを基盤とする価値保存手段(SoV)の重要性が今後さらに高まるとの見方を示した。
- こうした期待感を背景に、ジーキャッシュ価格は前日比37.36%%上昇し、1年前と比べて1500%%超上昇した。
期間別予測トレンドレポート



米暗号資産ベンチャーキャピタルのマルチコイン・キャピタル(Multicoin Capital)が最近、ジーキャッシュ(ZEC)に大規模な投資を実施したことが分かった。
コインデスクによると、共同創業者兼マネージングパートナーのトゥシャール・ジェイン氏は5月6日、米国で開かれた「コンセンサス・マイアミ」に出席し、「最近、ジーキャッシュをかなりの規模で買い入れた」と明らかにした。具体的な投資規模は公表していない。
ジェイン氏は、プライバシーを基盤とする価値保存手段(SoV)の重要性は今後さらに高まると強調した。公開ウォレットの構造上、保有者が露出する可能性があるビットコイン(BTC)とは異なり、ジーキャッシュなどプライバシー機能を備えたトークンは、取引履歴や利用者の身元を隠すことでプライバシー関連のリスクを抑えられるという。
今回の投資は、マルチコイン・キャピタルが従来の立場を転換した動きともいえる。同社は2019年のリポートで、「プライバシーは価値ある暗号資産の機能ではあっても、それ自体が独立した商品ではない」としていた。当時は、プライバシー確保のためにビットコインやイーサリアム(ETH)をジーキャッシュに交換する必要はないとの見方を示していた。
こうした期待感は、すでにジーキャッシュ相場を押し上げている。コインマーケットキャップによると、ジーキャッシュは5月6日午後8時54分(韓国時間)時点で前日比37.36%高の577.44ドルで取引された。1年前と比べると1500%超上昇した。

JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul





