期間別予測トレンドレポート



ドナルド・トランプ米大統領の次男、エリック・トランプ氏が共同設立したビットコイン(BTC)の採掘・運用会社、アメリカン・ビットコイン(American Bitcoin)の1〜3月期の損失が拡大した。
ザ・ブロックが5月6日に報じた米証券取引委員会(SEC)への提出資料によると、同社の1〜3月期の純損失は8180万ドルだった。前四半期の5950万ドルの純損失から赤字幅が広がった。
同期間の採掘売上高は6210万ドルと、2025年10〜12月期の7830万ドルから減少した。一方、営業費用は1億5070万ドルだった。損失拡大の主因は暗号資産の評価損で、ビットコイン価格の下落に伴う1億1720万ドルの損失を計上した。1〜3月期のビットコイン相場は約22%下落した。
もっとも、運営指標は改善した。同社は1〜3月期に817BTCを採掘し、四半期ベースで過去最高の生産量を記録した。さらに803BTCを買い増しし、保有量は7021BTCに増えた。この期間の保有増加分は計1620BTCとなった。
採掘の収益性も維持した。採掘プラットフォームの売上総利益率は50%超だった。ビットコイン1BTC当たりの採掘コストは3万6200ドルと、前四半期の4万6900ドルから約23%改善した。同社は、生産量の増加に加え、固定費の効率化やエネルギー費用の管理がコスト削減に寄与したと説明した。
設備増強も進めた。アメリカン・ビットコインは3月初め、ビットメイン(Bitmain)から採掘機1万1298台を追加導入した。1〜3月期末時点の保有台数は計8万9242台となった。総ハッシュレートは28.1EH/sだった。
エリック・トランプ氏は「1〜3月期には現物取得に比べ約47%低いコストで817BTCを採掘し、1600BTC超を戦略準備資産として積み増した」と述べた。そのうえで「会社は効率的にビットコインを蓄積することに集中している」と強調した。さらに、上場から約8カ月で世界16位規模のビットコイン保有企業に成長し、ハッシュレートも28EH/s超に拡大したと付け加えた。
一方、アメリカン・ビットコインの株価は5月6日、1.63%高の1.25ドルで取引を終えた。直近1カ月では約40%上昇したが、6カ月ベースではなお70%超下落している。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.





