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[ニューヨーク株式市場ブリーフィング] 米国景気減速懸念でまちまちの終値…テスラは3%台の下落

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • ニューヨーク株式市場の主要3指数は景気減速懸念米中協議期待の後退を受けてまちまちに終えたと伝えました。
  • 民間雇用とサービス業の指標が市場予想を下回り投資家心理にネガティブな影響を与えたと報じられました。
  • 特にテスラ株が3%超下落し、ハイテク株およびセクターでの選別が際立ったと伝えています。

ニューヨーク株式市場の主要3指数は横ばい圏でまちまちに取引を終えました。米中合意への期待が薄れる中、先月の民間雇用が約2年ぶりの最低値を記録したことで景気減速への懸念が浮き彫りになった影響とみられます。

4日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)では、ダウ・ジョーンズ30種平均株価が前日比91.9ポイント(0.22%)安の42,427.74で取引を終えました。S&P 500指数は0.44ポイント(0.01%)高の5,970.81、ハイテク株中心のナスダック総合指数は61.53ポイント(0.32%)高の19,460.49で終えました。

ドナルド・トランプ大統領はこの日、自身のトゥルース・ソーシャル(Truth Social)において、習近平中国国家主席との交渉は困難だと明らかにしたことが投資家心理を制約しました。米中協議への懸念を刺激した形です。

また、この日発表された民間雇用とサービス業の指標が市場予想を下回ったことも下押し材料となりました。

オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)の雇用レポートによると、先月の民間雇用は前月比37,000人増加しました。これは2023年3月以来の最低水準であり、市場予想の115,000人を下回る結果となりました。

こうしたニュースを受け、米国5月の非農業部門雇用への不安も高まりました。ADPの民間雇用レポートは労働省の非農業部門雇用統計に先立って公表されるため、指標としての役割を果たしています。

ホライゾン・インベストメントのマイク・ディクソン(Mike Dickson)ストラテジストは「ADPは振れ幅が大きいが、実際の状況はそれほど深刻ではないかもしれない」としつつも、「短期的には市場はややボックス圏で停滞しそうだ」と述べました。

米国のサービス業景気も約1年ぶりに縮小局面に突入し、減速の兆しを見せました。米供給管理協会(Institute for Supply Management、ISM)は5月のサービス業購買担当者指数(PMI)が49.9となったと発表しました。予想値の52を下回り、前月(51.6)と比べても悪化しました。

ISMのアンソニー・ニールソン・ミラー会長は「今回の数字は深刻な景気後退を意味するものではないが、サービス部門全体に不確実性が広く浸透していることを示している」と述べました。

セクター別ではエネルギーとユーティリティが約2%下落し、通信サービスは1%以上上昇しました。

巨大ハイテク企業はまちまちの動きとなり、メタ・プラットフォームズは3%超上昇した一方、テスラは3%超下落しました。

ネットフリックスはこの日1.78%上昇し、史上最高値を再度更新しました。米サイバーセキュリティ企業クラウドストライクは、第1四半期の好調な業績にもかかわらず、今年の年間業績ガイダンス(見通し)が市場予想を下回ったことで5%超下落しました。

シカゴ商品取引所(CME)のフェドウォッチ・ツールによると、米連邦準備制度理事会(Fed)が7月に政策金利を据え置く確率は69.9%と織り込まれました。前日の終値時点の75.6%からは低下。12月までに政策金利が0.75%ポイント引き下げられる確率は前日の24.4%から33.1%に上昇しました。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)の変動性指数(VIX)は0.08ポイント(0.45%)安の17.61を記録しました。

コ・ジョンサム(Ko Jeong-sam) ハンギョンドットコム記者 jsk@hankyung.com

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