米中ロンドン協議の結果を前に横ばい…投資家は『様子見モード』[ニューヨーク株式市場ブリーフィング]

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • ニューヨーク株式市場の主要3つの株価指数は米中ロンドン協議の結果を前に横ばいで取引を終えたと伝えた。
  • アメリカと中国の貿易協議がレアアース供給問題を中心に再開され、協議への期待感からフィラデルフィア半導体指数が1.96%急騰したと伝えた。
  • トランプ大統領が協議について警戒感を示し、投資家の様子見姿勢が続いていると報じた。

ニューヨーク株式市場の主要3指数は横ばいとなった。イギリス・ロンドンで行われているアメリカと中国の貿易協議の結果を待ちながら、市場は狭いレンジで推移した。

ドナルド・トランプ米国大統領は、アメリカ側交渉団から「良い報告を受けている」としつつも、「中国は簡単ではない」と付け加え、警戒感を強めた。

9日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比1.11ポイント(0%)下落の42,761.76で取引を終えた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は前日比5.52ポイント(0.09%)上昇の6,005.88、ナスダック総合指数は61.28ポイント(0.31%)上昇の19,591.24で取引を終えた。

アメリカと中国の貿易交渉団はこの日、ロンドンで協議を再開した。先月初め、スイス・ジュネーブで相互の関税をほとんど撤廃した後、およそ1か月ぶりに交渉テーブルについた形となる。

この日の議題は中国のレアアース供給問題だった。ケビン・ハセット米国家経済会議(NEC)委員長はこの日、メディアのインタビューで今回の協議の目的は中国がレアアースを合意通り円滑に供給することだとし、「大きく力強い握手(合意成立)となる短い会談になるだろう」と語った。

先立ってトランプ大統領と習近平中国国家主席が電話会談でレアアース供給問題を解決することで認識を共有していたこともあり、交渉は順調に進むとの見方が強かった。ただし、トランプが交渉は容易でないとした点は、このような市場の楽観論への警戒感を高めた。

両国は明日午前からロンドンで協議を続ける。

一方、個別銘柄ではアップルがこの日、年次世界開発者会議(WWDC)を開催したが、株価は1.2%下落した。アップルは2013年以来初めて新しいiPhoneのオペレーティングシステムを再設計すると発表したが、人工知能(AI)分野で目立った成果が出なかったことから、投資家は失望感を示した。

テクノロジー株の中で動きが目立ったのはテスラだった。株価は4.55%上昇した。

米中協議への期待感からフィラデルフィア半導体指数は1.96%急騰した。ブロードコム(-1.07%)を除いた指数構成銘柄29社はすべて上昇した。中国がレアアース輸出を正常化すれば、アメリカが対中輸出規制を緩和するのではという期待が高まった。

AppLovinは指数への組み入れに失敗し、失望感から8%を超える下落となった。

シン・ミンギョン 韓経ドットコム記者 radio@hankyung.com

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