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[ニューヨーク株式市場ブリーフィング] 金融政策・中東の不確実性でまちまちの展開…Coinbase 16%↑

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • アメリカ中央銀行(Fed)の政策金利据え置きとPowell議長の不透明な政策方針により、株式市場のボラティリティが拡大したと伝えた。
  • Fed経済見通し報告書は景気の減速にもかかわらず、物価上昇の可能性と来年の金利引き上げ見通しを提示したと述べた。
  • アメリカ上院のステーブルコイン規制法案可決でCoinbaseが16%急騰し、仮想資産関連株に好材料として作用したと伝えた。

ニューヨーク株式市場では主要指数がまちまちで取引を終えた。アメリカ中央銀行(Fed)の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は予想通り据え置かれたが、Jerome Powell Fed議長が今後の政策について明確な方向性を示せず、不確実性が拡大した。中東地域における不確実性も続いている。

18日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引終了間際、ダウ・ジョーンズ30工業株平均は前日比44.14ポイント(0.10%)下落の42,171.66、スタンダード&プアーズ(S&P)500指数は1.85ポイント(0.03%)下落の5,980.87、ナスダック総合指数は25.18ポイント(0.13%)上昇の19,546.27でそれぞれ終了した。

取引時間中に強さを見せていた主要指数の上げ幅縮小と下落転換の背景は、Fedの6月FOMC定例会合終了後に行われたPowell議長の記者会見だった。予想通り政策金利は据え置かれ、Fedの委員による金利見通しを示すドットチャートも今年2回の金利引き下げ見通しが維持されたが、会見に臨んだPowell議長は関税の影響について明確な説明をしなかった。

Powell議長は「関税の影響は予測が非常に難しい」とし、「関税の影響が一部現れ始めており、夏頃にはさらに多くの情報が分かるだろう」と述べた。さらに「誰も(ドットチャートの)金利経路に強い自信を持っていない」とし、「ドットチャートの後半になるほど予測が難しくなるため、より短期的な金利見通しに最優先で注力する」とも付け加えた。

Fedが発表した経済見通し報告書の内容は、景気が低迷しても物価が下がらない「スタグフレーション」懸念を高めた。今年の国内総生産(GDP)成長率見通しは従来の1.7%から1.4%に引き下げられたが、コア個人消費支出(PEC)物価上昇率見通しは2.8%から3.1%に引き上げられ、来年の政策金利見通しは3.4%から3.6%に上方修正されたとソ・サンヨン ミレアセット証券リサーチャーは伝えた。

彼は「(Fed経済見通し報告書内容は)全体として物価上昇圧力が依然として高く、経済見通しが不透明であることを示した」とし、「金融市場はドル安・金利低下の流れとなったが、来年の金利上方修正によりボラティリティが拡大した」と述べた。

中東地域の戦争にアメリカが参戦するかどうかについての不確実性も続いている。Donald Trumpアメリカ大統領はイランの核施設を爆撃する案について、まだ最終決断は下していないが、イランとの協議の可能性も閉ざされていないと述べた。

この日のニューヨーク株式市場では仮想資産関連銘柄であるCoinbaseが16.32%急騰し際立った。アメリカ上院がステーブルコインを規制する内容を含む「GENIUS」法案を可決したためである。コインが法・制度の枠組みに取り込まれることが好材料と受け止められた。

これにより、クレジットカード会社であるVisa CardとMastercardはそれぞれ5%以上下落した。

大型テクノロジー株の中ではAlphabetとAmazonが1%以上下落した。

シカゴ商品取引所(CME)のFedWatchツールによると、フェデラルファンド金利先物市場は6月FOMC会合後、7月の金利据え置き確率を89.7%まで高めて織り込んだ。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は1.46ポイント(6.76%)下落の20.14を示した。

ハン・ギョンウ 韓経ドットコム記者 case@hankyung.com

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