概要
- イーロン・マスクCEOは、テスラの資金をxAIに投資するかどうかを株主投票に付すと明らかにした。
- マスクが設立したxAIは2,000億ドルの企業価値を目標に、現在までに100億ドルを調達し、さらに100億ドルの資金調達を進めているという。
- マスクはxAIのAIモデルをテスラ車両に適用する計画を発表し、両社間の技術統合および協力が進められていることを明らかにした。
マスクの人工知能スタートアップ
テスラが主要株主となるか

イーロン・マスク テスラ最高経営責任者(CEO・写真)は13日(現地時間)、自身が設立した人工知能(AI)スタートアップxAIにテスラの資金を投資するかどうかを株主投票に付すと明らかにした。
マスクCEOはこの日、X(旧ツイッター)で「これは私が決定することではない。もし私が決定できるのであれば、テスラはとっくにxAIに投資していただろう」と述べた。マスクCEOは昨年初めにもxAIに50億ドル(約6兆9000億ウォン)を投資する案を取締役会で議論すると発言していた。
これはオープンAI、グーグル、メタなどビッグテックとのAIモデル競争を展開するxAIが追加資金を確保する目的と見られる。xAIは今月9日に新AIモデル「グロック4」を発表した後、資金調達に注力している。ブルームバーグ通信は関係者の話として、xAIが2000億ドル(約276兆ウォン)の企業価値評価を目指し、これまで100億ドル(約13兆8000億ウォン)を集め、さらに100億ドルの追加調達を計画していると伝えた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、スペースXがxAIに20億ドル(約2兆7000億ウォン)を投資することで内部合意したと12日に報じた。
xAIは新モデルを発表したにも関わらず、その性能よりも「アドルフ・ヒトラー擁護」などヘイト論争に巻き込まれ、難航している。xAIによると、グロック4は代表的なAI技術ベンチマーク「人類最後の試験」で25.4%の正答率を記録し、グーグルジェミナイ2.5プロ(21%)、オープンAI o3(21%)を上回る成績を収めた。しかしグロックがX上でヒトラーを擁護し反ユダヤ的表現を繰り返して注目が「ヘイト論争」に集まった。xAIは12日、論争に対し謝罪し「グロックに『ポリティカル・コレクトネスを気にせず、事実をそのまま言うよう』指示した結果だ」と説明した。
マスクCEOが最近、電気自動車の販売不振に直面するテスラやxAIの危機を正面から打開するため、「技術統合」に乗り出したとの分析もある。マスクCEOは10日、xAIのAIモデルであるグロックを来週テスラ車両に適用する計画を明かした。xAIもまた、テスラのエネルギー貯蔵装置(ESS)「メガパック」を1億9100万ドル(約2600億ウォン)分購入するなど、両社は協力関係を維持している。
シリコンバレー=キム・インヨプ特派員 inside@hankyung.com

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