概要
- ジェイミー・ダイモンJPモルガン会長は、Fedの独立性の侵害が市場に悪い逆効果を引き起こす可能性があると述べた。
- パウエル議長が解任される場合、国債金利が急騰し、トランプ大統領の金利引き下げ効果が消える可能性があると指摘した。
- アメリカの金融会社パイパー・サンドラーは、パウエル議長が解任された場合、アメリカ10年物国債金利が0.25~0.5%ポイント上昇する可能性があると予想した。
ダイモンJPモルガン会長
トランプ大統領の圧力に苦言

「ウォール街の皇帝」ジェイミー・ダイモンJPモルガン会長は、ジェローム・パウエルFed議長に対するドナルド・トランプ大統領の解任圧力に関連して「Fedの独立性は絶対的に重要だ」と苦言を呈した。
ダイモン会長は、15日(現地時間)の第2四半期決算発表後、メディアとの懇談会で「Fedを弄ぶことはしばしば逆効果をもたらす可能性があり、期待したものとは全く逆の結果になることもある」と警告した。金利引き下げを巡ってパウエル議長と対立しているトランプ大統領がパウエル議長の早期解任を示唆したことについて、ダイモン会長がウォール街全体を代表して「本気発言」したものとアメリカメディアは伝えた。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は「ダイモン会長はアメリカ主要金融企業トップとして初めて、アメリカ政権のFed議長批判に公に立場を示した」とし、「彼は普段から率直な意見を述べる人物」と評価した。さらに「今年4月、トランプ大統領の相互関税発表後、フォックス・ビジネスのインタビューでダイモン会長はアメリカに景気後退が訪れる可能性を公言し、これを視聴していたトランプ大統領が実際に政策を調整したという噂もある」と付け加えた。
市場では、トランプ大統領が実際にパウエル議長を早期解任するのは難しいと見られている。パウエル議長を解任すれば、国債金利が急騰し、トランプ大統領が望んでいた金利引き下げの効果が失われるためだ。
WSJによると、アメリカの金融会社パイパー・サンドラーは、パウエル議長解任時、アメリカ10年物国債金利が一気に0.25~0.5%ポイント上昇する可能性があると予測した。トランプ大統領は今月8日、記者団に「パウエル議長を解任する計画はない」と明らかにした。
ハン・ギョンジェ記者 hankyung@hankyung.com

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