概要
- 英国の6月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る3.6%へ上昇したと伝えた。
- これを受けて投資家はイングランド銀行の利下げの可能性が低下したと述べた。
- このニュースによりポンドは8日ぶりに上昇へ転じ、10年物国債利回りも上昇したと伝えた。
4月に施行された給与税および最低賃金引き上げの影響

英国のインフレ率は6月に2024年1月以来の最高水準となる3.6%に急上昇した。
16日(現地時間)、英国統計局は消費者物価指数(CPI)が前月の3.4%から6月に3.6%へと上昇したと発表した。経済学者が予想していた3.4%を上回った。
食品価格は2024年2月以降の最高値となる4.4%の上昇となった。サービス業のインフレ率も予想を超えて4.7%を記録した。この数値はイングランド銀行が国内景気の停滞を注視する指標の一つである。
小売業者は、4月に施行された給与税と最低賃金の引き上げが原因だと指摘した。Capital EconomicsのエコノミストであるRuth Gregoryは、「予想を上回るホテル価格の上昇や衣料・履物の値上がりは、企業が上昇した雇用コストを転嫁している兆候かもしれない」と述べた。
英国小売業コンソーシアムのインサイトディレクターであるKris Hamerは、「小売業者間の激しい競争にもかかわらず、前回の予算の持続的な影響と極端な気象条件による収穫量減少から、食品を中心に消費者価格が上昇した」と語った。
英国統計局は「昨年同時期に大きく下落した自動車燃料価格が今年は小幅な下落にとどまったことで、インフレ率の上昇幅が拡大した」と説明した。
ポンドは0.1%上昇して1.34ドルとなり、8日連続の下落を終えた。英国の10年物国債利回りは4ベーシスポイント(1bp=0.01%)上昇し4.66%を記録した。投資家はイングランド銀行の利下げに対するベッティングを減らした。
キム・ジョンア 客員記者 kja@hankyung.com

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