概要
- イーサリアムはこの1カ月で55%の上昇率を記録し、ビットコイン(15.6%)を大きく上回ったことが明らかになりました。
- 米国のジーニアス法施行への期待とともに、イーサリアムがステーブルコイン市場で恩恵を受けるとの見方が強まっています。
- イーサリアム現物ETFだけで1週間に21億8,000万ドルの資金が流入するなど、投資家の関心が集中していることが伝えられました。
1カ月で55%上昇…ETFも人気

イーサリアムはこの1カ月で50%以上急騰しました。同期間にビットコインは約15%上昇するにとどまりました。米国でステーブルコインの規制案である「ジーニアス法」が本格的に施行されれば、イーサリアムが恩恵を受けるとの期待が高まっています。
22日、国内暗号資産取引所アップビットによると、イーサリアムはこの日午前、一時510万円台で取引されました。この1カ月間の累計上昇率は55%に達します。グローバル市場では3,800ドルを突破し、2021年11月に記録した過去最高値(4,666ドル)もうかがいました。1億6,000万円前後で取引されているビットコインがこの期間に15.6%上昇したのと比べると、上昇率の勢いが際立ちます。
イーサリアムに投資が集中している理由は、米国でステーブルコインを法的に認める「ジーニアス法」が可決され、イーサリアムへの期待が高まっているためです。ジーニアス法は、テザーのような米国外のステーブルコイン発行会社に厳しい規制を課します。これにより、米国サークル社のUSDコイン(USDC)が恩恵を受けるとみられています。USDCは、イーサリアムブロックチェーン上で最も多く流通するステーブルコインです。BoAはレポートで「イーサリアムは新興ステーブルコイン市場で存在感を拡大しようとする投資家にとって魅力的な資産になる」と分析しました。
イーサリアム現物上場投資信託(ETF)にも資金が集中しています。今月に入り、1週間で21億8,000万ドル(約3兆円)の資金がイーサリアム現物ETFに流入しました。
記者:チョ・ミヒョン mwise@hankyung.com

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