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半導体株の売り圧力消化でセクター循環物色…ダウ上昇・ナスダック下落[ニューヨーク市場ブリーフィング]

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • ニューヨーク市場で半導体およびAI関連株への投資心理がオープンAIの『スターゲート』プロジェクト難航のニュースで冷やされた。
  • これにより半導体指数は1.75%下落し、エヌビディアTSMCなど主力銘柄がそれぞれ2.54%、1.74%下落したと伝えられた。
  • ダウ指数は上昇したが、セクター循環物色の影響でナスダックは軟調となるなど、投資動向に差が現れたとされている。

米国株式市場の主要3指数は3日連続でまちまちの結果となった。

22日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)ではダウ・ジョーンズ30種工業株平均が前日比179.37ポイント(0.4%)上昇し44,502.44で取引を終えた。S&P500指数は前日比4.02ポイント(0.06%)上昇し6,309.62、ナスダック総合指数は81.49ポイント(0.39%)下落し20,892.69で引けた。

ソ・サンヨン未来アセット証券リサーチャーは、「米国市場は『スターゲート』プロジェクトの難航などを背景に半導体セクターが大きく低迷して下落して始まりましたが、それ以外の銘柄は堅調でした」とし、「また、ベセント財務長官の米中貿易協議への期待を示す発言が下げ幅を縮めました」と分析した。

さらに、「特にS&P500指数ベースで上昇銘柄が4対1と多く、投資家心理は堅調でした」とし、「ダウが上昇しナスダックが下落したのもセクターの循環物色によるものだ」と指摘した。

この日の市場では高値警戒感が続く中、優良株は底堅さを見せた。しかし、オープンAIによる大規模な『スターゲート』プロジェクトが順調に進んでいないとのニュースで、半導体や人工知能(AI)関連株への投資マインドは冷え込んだ。

『スターゲート』はオープンAI、オラクル、ソフトバンクが参加する合弁ベンチャーで、今後4年間で5,000億ドル(約69兆円)を投じ、米国内に10GWの電力を必要とするAIインフラの構築を目指している。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、このプロジェクトが遅れていると報じた。WSJによれば、プロジェクトの推進のために設立された『スターゲート』は、AIデータセンターの建設契約をまだ一件も締結できておらず、短期事業計画も大きく縮小され、年末までに米国で小規模データセンター1カ所を建設する方針へと修正された。

しかし、この報道直後、オープンAIはソフトウェアおよびクラウドコンピューティング企業であるオラクルと『スターゲート』データセンタープロジェクトを4.5ギガワット(GW)追加拡張すると発表した。

この影響で半導体指数は1.75%下落し5,638.71となった。エヌビディアとTSMCもそれぞれ2.54%、1.74%下落した。

そのほか、ゼネラル・モーターズ(GM)は8.1%下落した。四半期報告書でドナルド・トランプ前米政権の関税政策などの影響で、四半期業績に10億ドルの打撃があったと明かしたのが原因とみられる。フォードも約1%下落した。

四半期報告書の発表前日のテスラは1.1%上昇した。ロッキード・マーティンは四半期利益が約80%急減し、株価は約11%急落した。

シン・ミンギョン 韓経ドットコム記者 radio@hankyung.com

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