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「9月ビッグカット」の可能性を残した次期FRB議長候補ウォラー

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • クリストファー・ウォラーFRB理事は8月の雇用報告の結果次第で9月のFOMCで「ビッグカット」(0.5%ポイントの利下げ)の可能性を残し得ると示唆したと伝えられた。
  • ウォラー理事は今後3〜6か月の間に追加の利下げが予想されると述べ、金利を中立的な水準に移す必要性を強調した。
  • 今後のFOMCの政策方針と雇用指標の変化が投資戦略にとって重要な変数になると述べた。

7月FOMCでも利下げを主張し少数意見

"今後3∼6か月で追加利下げの可能性が大きい"

写真 = Shutterstock
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クリストファー・ウォラー米中央銀行(Fed)理事は、今月の雇用市場の明確な縮小が確認された場合、来月の連邦公開市場委員会(FOMC)で「ビッグカット」(政策金利を0.5%ポイント引き下げること)を支持し得ると示唆した。

ウォラー理事は28日(現地時間)、マイアミ経済クラブでの演説で「現時点で入手しているデータに基づけば、9月には(0.25%より)大きな利下げが必要だとは考えていない」と述べつつも、「来月発表される8月の雇用報告が、経済がかなり弱まっておりインフレがうまく抑えられていることを示すなら、私の見解は変わり得る」と語った。これは0.5%ポイントの利下げの可能性も残している発言と解釈される。

先に1日に米労働省が発表した7月の雇用報告によると、非農業部門の雇用は前月比で7万3,000人増にとどまり、市場予想(10万人)を大きく下回った。ウォラー理事は「金融政策を緩和して金利をより中立的な水準に移す時だ」として、「今後3∼6か月にわたって追加の利下げが予想される」と強調した。

ウォラー理事とミシェル・ボーマン副議長は、先の7月FOMC会合で利上げ据え置きが決まった際にも、雇用市場への懸念を理由に利下げを主張して異議を唱えた。両名はドナルド・トランプ大統領が任命した人物であり、来年5月に任期が切れるジェローム・パウエル議長の後任候補としても取り沙汰されている。

イム・ダヨン記者 allopen@hankyung.com

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