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米中首脳会談不調を警戒してまちまち…ダウ「史上最高値」 [ニューヨーク株式市場ブリーフィング]

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • ドナルド・トランプ大統領の米中首脳会談不成立の発言でハイテク株中心のまちまちの動きが見られたと伝えた。
  • ダウジョーンズ30種工業株平均は史上最高値を更新したが、ネットフリックスなど一部主要企業の業績不振が際立ったと報じた。
  • 市場では12月までに政策金利の引き下げ期待が高まっていると伝えた。

ニューヨーク株式市場の主要3指数はまちまちで取引を終えた。ドナルド・トランプ米大統領が中国との首脳会談が不調になる可能性があると述べたことで警戒感が高まったことが影響したとみられる。

21日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウジョーンズ30種工業株平均は前日比218.16ポイント(0.47%)高の46,924.74で取引を終えた。スタンダード&プアーズ(S&P)500指数は0.22ポイント(0.00%)高の6,735.35、ハイテク株中心のナスダック総合指数は36.88ポイント(0.16%)安の22,953.67でそれぞれ終了した。

ダウは取引時間中と終値の双方で史上最高値を更新した。一方でハイテク株は相対的に弱含みとなった。

アップルはこの日も上昇し、時価総額4兆ドルを目指して上昇した。iPhone17の販売好調への期待が維持されたためだ。アップルの時価総額は3兆9,000億ドルを記録した。アップルが時価総額で4兆ドルを超えれば、エヌビディアとマイクロソフトに次いで史上3社目となる。

ただ午後に入りナスダックは下落に転じた。トランプ大統領が中国との首脳会談が不調になる可能性があると述べたためだ。

トランプ大統領はこの日、中国について「私は2週間後に習近平(中国)国家主席に会う予定で、我々は韓国で会って多くのことを話すだろう」と述べる一方で「おそらく(会談は)成立しないかもしれない」と語った。

この発言を受けてハイテク株の下落幅が大きくなった。最近強含みだったアルファベットは取引時間中に4%超下落したあと2%台まで下げ幅を縮めた。エヌビディアやブロードコム、テスラもおおむね1%前後下落した。

引け後に発表されたネットフリックスの第3四半期決算は市場予想を下回り、時間外取引で5%超下落している。ネットフリックスは第3四半期の調整後1株当たり利益(EPS)が5.87ドル、売上高が115億1,000万ドルだったと発表した。EPSは金融情報会社LSEGが集計した市場予想を下回った。

ネットフリックスはブラジルの税務当局との紛争に伴う費用のため営業利益率が市場予想(31.5%)を下回る28%となったと説明した。

アマゾンはクラウドサービス部門のAWSが前日に大規模な『障害』を経験した後、この日はむしろ2.56%上昇した。障害は予想よりも多くの企業がアマゾンのAWSに依存していることを示したという分析が出ている。

コカ・コーラは第3四半期の業績が予想を上回り4%上昇した。ゼネラルモーターズ(GM)は第3四半期に『サプライズ決算』を記録したとの報により15%急騰した。また防衛関連企業のRTXは航空宇宙・防衛部門で改善した業績見通しを示した後7%超上昇した。

シカゴ商品取引所(CME)のフェドウォッチ・ツールによれば、フェドファンド金利先物市場では12月までに政策金利が0.5%ポイント引き下げられる確率が98.7%と織り込まれている。0.75%の引き下げ確率は0.2%まで縮小した。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)恐怖指数(VIX)は前日比0.36ポイント(1.97%)低い17.87を記録した。

コ・ジョンサム ハンギョンドットコム記者 jsk@hankyung.com

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