マスク氏のxAI、暗号資産・クオンツ専門人材の採用に着手
イーロン・マスク氏が設立した人工知能(AI)企業xAIが、暗号資産金融の専門人材の採用に乗り出したことが分かった。 3日、暗号資産(仮想通貨)専門メディア「ブロックビーツ」によると、xAIは最近、公式採用ページを通じて「クリプト・ファイナンス・エキスパート(Crypto Finance Expert)」のリモート職の募集告知を掲載した。当該職の報酬は時給45ドルから最大100ドル水準として提示された。 今回の採用は、xAIの次世代AIモデルの学習と高度化を直接支援する役割で、暗号資産市場に対する専門的な分析と精緻なデータ提供が中核業務として示された。xAIは当該職について、「AIモデルの訓練・評価・最適化プロセスに直接参加し、高品質な暗号資産市場の専門注釈データと定量分析、専門家レベルの推論データを提供する役割」だと説明した。 具体的な業務範囲には、オンチェーンデータと資金フロー分析、分散型金融(DeFi、ディーファイ)の収益および流動性モデリング、無期限先物とファンディングレート戦略、中央集権型・分散型取引所間の裁定取引、暗号資産市場のマイクロストラクチャーおよびMEV研究などが含まれた。加えて、機械学習ベースのアルファシグナル開発と、24時間の高ボラティリティ市場環境におけるポートフォリオ管理およびリスク統制も主要課題として提示された。 また、分析結果をテキストだけでなく音声・映像形式でも制作し、AIモデル学習と性能ベンチマークに活用する役割も求められる。単なるリサーチを超え、実際のAI学習データ生成プロセスに深く関与する構図だ。 応募資格としては、クオンツファイナンス、コンピュータサイエンス、統計学など関連分野の修士・博士号取得者、または暗号資産クオンツトレーディング、システムトレーディング、オンチェーン分析分野で実務経験を有する人材を明記した。主要な暗号資産データプラットフォームとオンチェーン分析ツールに対する理解も必須要件として示された。
