日本、国債金利 年1.9%%突破…円キャリートレード清算の恐怖が強まる

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 日本の10年満期国債の金利が年1.9%%を突破し、18年ぶりの高値を記録したと伝えた。
  • 円キャリートレードの清算の可能性によりグローバル資産市場の変動性が高まる懸念が指摘されたと述べた。
  • 日本銀行の政策金利引き上げの可能性が円高圧力や投資戦略の変化に影響を与えると市場が注目していると伝えた。

利上げシグナルの後に売り急増

10年物金利、18年ぶりの高水準

「円高になるか」市場は警戒

写真=シャッターストック
写真=シャッターストック

日本の10年満期国債金利が年1.9%を超え、18年ぶりの高水準に達した。低金利期に円を借りて高金利資産に投資する「円キャリートレード」の清算可能性が指摘されている。

4日の日本の債券市場で、長期金利の指標である10年満期国債利回りは一時年1.935%まで上昇した。前日比0.045%ポイント上昇し、2007年7月以来18年ぶりの高値を記録した。日本経済新聞は「上田和夫日本銀行総裁が早期の政策金利引き上げに積極的な姿勢を示したことで債券売りが続いている」と伝えた。債券売りが続き国債価格が下落(利回り上昇)しているという。

上田総裁は先月1日の金融経済懇談会で「政策金利引き上げの妥当性について適切に判断したい」と述べた。日本銀行は今月18~19日に金融政策決定会合を開く。市場では日銀が今回政策金利を引き上げる可能性が高まったという認識が広がった。日銀が今月、政策金利を年0.5%から年0.75%へ0.25%ポイント引き上げれば30年ぶりに「政策金利年0.5%の壁」を超える。

高市早苗政権の拡張的財政による財政悪化懸念も日本国債金利上昇の要因となっている。法政大学経済学部の小黒一正教授は日本経済新聞に対し「積極的な財政で来年度の予算が増え、国債の追加発行が強く見込まれている」「金融政策と財政政策がともに金利を押し上げる局面で、今回の上昇は構造的な動きだ」と述べた。

市場では円キャリートレードの清算可能性に神経をとがらせている。米国と日本の金利差縮小が円高圧力につながるという見方からだ。昨年7月の日銀の政策金利引き上げと米国の景気後退懸念が重なった際には、1か月後に大規模な円キャリートレードの清算が起き、世界市場に「ブラックマンデー」ショックをもたらした。

今月に入り一時ビットコイン価格が8万4000ドル前後まで急落したのは、円キャリートレード清算懸念と無縁ではないとの見方もある。日本経済新聞は「日銀の政策金利引き上げをきっかけに円キャリートレードの清算が起きるとの観測が浮上したためだ」と分析した。

円キャリートレード清算懸念は時期尚早だという指摘もある。昨年の円キャリートレード清算直前には、円安に賭けるショートポジションの規模が史上最大だった。このような状況で金利上昇見通しが強まるとショートポジションを急いで解消する過程で円キャリートレードの清算が起きたが、現時点ではそのような状況ではないという。

東京=キム・イルギュ 特派員 black0419@hankyung.com

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