来年末のS&Pはどこまで行くか…ウォール街で '8000 vs 7100' 見解が分かれる

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • ウォール街では来年末のS&P500指数の見通しが大きく分かれていると伝えた。
  • モルガン・スタンレー、ドイツ銀行などはS&P500指数が10%超追加上昇すると見ているが、バンク・オブ・アメリカは上昇余地が限定的だと述べている。
  • バンク・オブ・アメリカは現在の市場流動性の限界やFedの利下げ幅の鈍化などを主要なリスク要因として指摘したと伝えた。

モルガン・スタンレー「さらに14%上昇する」

バンク・オブ・アメリカは「流動性が限界に達した」

写真=シャッターストック
写真=シャッターストック

来年の米国株式市場について、ウォール街では見方が分かれている。ドイツ銀行、モルガン・スタンレーなどはS&P500指数が来年末までに10%以上追加上昇する可能性があると見ているが、バンク・オブ・アメリカ(BoA)は慎重な見通しを示した。

3日(現地時間)ブルームバーグ通信によれば、バンク・オブ・アメリカは報告書で来年末のS&P500指数が7100台で終えると予想した。当日のS&P500終値(6849.72)と比べ追加上昇余地は3.6%にとどまると見ている。サビタ・スブラマニアン(BoA 米国株式・クオンツ戦略アナリスト)は「米国企業は来年二桁の利益増加率を記録するだろうが、株価上昇率は微小な水準にとどまるだろう」と述べ、「現在の市場流動性が限界に達しており、株式が下落する可能性が高い」と付け加えた。自社株買いの減少、設備投資の増加、米連邦準備制度理事会(Fed)の利下げ幅の鈍化も潜在的な悪材料として挙げた。

一方、ドイツ銀行は来年S&P500指数が8000まで上昇すると予想した。モルガン・スタンレーも現状より13.8%上昇して7800に達する可能性があると見ている。ゴールドマン・サックス(7600)、JPモルガン(7500)も10%以上の追加上昇を予想した。ドイツ銀行は企業業績に注目している。来年の企業業績が爆発的に増加し、これまで市場のラリーをけん引したハイテク株以外にも市場全体へ成長が波及すると見込んでいる。慎重姿勢を保っていたJPモルガンも最近では強気に転じた。

ここ1か月でS&P500指数は人工知能(AI)バブルへの懸念とFedの金利決定を巡り変動相場が続いた。バンク・オブ・アメリカはAIバブルを警戒しつつも、2000年代の非合理的なドットコムバブルとは違いがあると指摘した。企業利益がバリュエーション(業績に対する株価水準)を下支えしているためだ。

同日、ジャン・ボバン ブラックロック投資研究所所長はメディア向け会見で「我々は現段階で『バブル』というフレーミングは投資家にそれほど有用でないと考えている」と述べ、「AIブームを単にバブルと見るのは不完全な解釈だ」と主張した。

ハン・ギョンジェ 記者 hankyung@hankyung.com

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