中国、トランプの関税の中で今年の貿易黒字1兆ドルを突破

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 中国が11月までに史上初めて貿易黒字1兆ドルを突破したと伝えた。
  • 米国の高率の関税にもかかわらず、欧州、オーストラリア、東南アジアなど米国以外の地域への輸出増加が前年同期比で高い貿易黒字の成長を牽引したと伝えた。
  • 11月の強い輸出データを受けて人民元が上昇傾向を示したと伝えた。

11月の貿易黒字も前年同期比5.9%増加

欧州への輸出15%、オーストラリアへの輸出36%、東南アジア9%増加

写真 = Shutterstock
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中国は米国以外の地域への輸出を増やし、11月の輸出は予想を上回り前年同期比で5.9%増加した。また、11月までの貿易黒字が史上初めて1兆ドル(約1,467兆ウォン)を突破した。

8日(現地時間)ロイターによれば、中国の11月の貿易黒字は前年同期比5.9%増加した1,116億8,000万ドル(約164兆ウォン)で、6月以来の最高を記録した。10月に記録した900億7,000万ドルからも大きく増え、予想の1,002億ドルも上回った。

これにより中国の貿易黒字は史上初めて1兆ドル(1,467兆ウォン)を超えた。

トランプの関税戦争にもかかわらず中国の輸出が強い上昇を示しているのは、欧州や東南アジアなど米国外の地域へ輸出市場を多様化したためだ。11月中の欧州連合(EU)への輸出は14.8%増加し、オーストラリアへの輸出は35.8%急増した。東南アジア諸国への輸出も9.2%増加した。

一方、関税休戦にもかかわらず11月の対米輸出は前年同期比28.6%減少した。今年に入ってからこれまでの中国の対米輸出は前年同期比18.9%減少し、輸入は13.2%減少した。

今年の1〜11月の間、中国の全体輸出は2024年同期比で5.4%増加したのに対し、輸入は0.6%減少した。これにより11月までの貿易黒字は1兆760億ドルで前年同期比21.6%増加した。

米国が中国製品に課す平均関税率は47.5%で、経済学者が中国輸出業者の利ざやが侵食されると推定する40%の閾値を超えている。

ユーラシア・グループの中国担当ディレクター、ダン・ワンは "電子機器と半導体が核心" と述べた。彼は "低品質の半導体やその他の電子製品が不足して価格が急騰し、世界市場に進出している中国企業が中国であらゆる種類の機械や原材料を輸入している" と述べた。

中国のレアアース(希土類)輸出も11月に前月比26.5%増加した。これはトランプ大統領と習近平主席が合意したことによるものだ。

今年、米国産大豆の輸入を避けていた中国の買い手が南米産大豆の購入に加え米国産大豆の注文も増やしており、今年の大豆の輸入量は過去最高を記録する見込みだ。

この日、中国の人民元は予想より強力な輸出データを受けて上昇した。LSEGの資料によれば、この日は人民元がドル当たり7.0669元を記録した。オフショア人民元は4月以降ほぼ5%上昇した。

キム・ジョンア 客員記者 kja@hankyung.com

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