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FOMCを控え国債利回り上昇で不安…ネットフリックス↓・ワーナー↑ [ニューヨーク株式市場ブリーフィング]

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 今年最後のFOMC会議を控え、米国債利回りの上昇の影響でニューヨーク株式市場の主要指数がそろって下落したとの分析が出た。
  • 市場では12月の基準金利引き下げの可能性を約90%と見ているが、10年物国債利回りは9月末以来の最高水準に急騰したと伝えた。
  • 銘柄別ではエヌビディアはAIチップの中国向け輸出期待で上昇し、ネットフリックスは買収関連の問題で3%超下落したと伝えた。
写真=シャッターストック
写真=シャッターストック

米国の基準金利を決める今年最後の連邦公開市場委員会(FOMC)会議を2日前に控え、ニューヨーク株式市場がそろって下落した。

8日(現地時間) ニューヨーク証券取引所でダウ・ジョーンズ30工業平均は前営業日比215.48ポイント(0.45%)安の4万7739.51で取引を終えた。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は23.89ポイント(0.35%)下落の6846.51、ハイテク株中心のナスダック指数は32.22ポイント(0.14%)安の2万3545.90で取引を終えた。

今回のFOMCで市場は事実上利下げを予想しているにもかかわらず、米国債利回りの上昇の影響で株価が下落したとの分析が出ている。

CNBCは「来年のインフレの流れと米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和姿勢維持への懸念により、今週利下げの可能性が高いにもかかわらず『ベンチマーク(10年物米国債)』利回りが上昇基調を示した」と評価した。

この日の2年物米国債利回りは0.016%ポイント上昇し3.587%、10年物利回りは0.03%ポイント上昇し4.171%、30年物利回りは0.018%ポイント上昇し4.811%となった。

MarketWatchは「中央銀行がインフレを確実に抑えるために今後金利を段階的に引き下げる必要があるとの認識が高まり、国債利回りが上昇し、10年物国債利回りは9月末以来の高水準に達した」と分析した。

一方、市場は12月の利下げを確実視する雰囲気だ。9~10日に開かれる今年最後のFOMCで0.25%ポイントの利下げが決まれば基準金利は3.75~4.0%から3.5~3.75%になる見込みだ。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)フェドウォッチによれば、金利先物市場に織り込まれた12月の利下げ期待は約90%だという。

銘柄別ではエヌビディアが1.72%、ブロードコムが2.78%それぞれ上昇した。エヌビディアは米政府が人工知能(AI)チップH200の中国向け輸出を許可する可能性が大きいとの報に上昇したとみられる。取引終了後、H200の対中輸出は承認された。

アルファベットは2%超下落し、テスラも3.39%落ちた。

ネットフリックスはワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収に成功したものの、独占禁止法違反に阻まれる可能性があるとして3%超下落した。ドナルド・トランプ米大統領はネットフリックスの今回の取引に直接関与すると表明した。

ワーナー・ブラザースの買収を巡りネットフリックスと競っていたパラマウント・スカイダンスはワーナー・ブラザースに対して敵対的買収を宣言し、株価に火を付けた。パラマウントの株価は9%超急騰し、ワーナー・ブラザースも4.41%上昇した。

ノ・ジョンドン 韓国経済(Hankyung.com)記者 dong2@hankyung.com

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