概要
- ドナルド・トランプ米大統領は30日に次期FRB議長の候補者を発表すると明らかにした。
- ケビン・ウォーシュ前FRB理事が有力との報道を受け、ドル指数(DXY)が上昇したと伝えた。
- ウォーシュ前理事が次期FRB議長に選ばれる可能性は、予測市場プラットフォームPolymarketで93%と示されたと伝えた。
トランプ氏「30日にFRB議長を発表」…後任人事を予告
FT「ケビン・ウォーシュ前理事の指名準備」…関係者引用
ウォーシュ氏有力説でドル高・米国債利回り上昇

ドナルド・トランプ米大統領が30日(現地時間)に次期米連邦準備制度理事会(Fed・FRB)議長の候補者を発表すると予告する中、ケビン・ウォーシュ前FRB理事が有力な後任として取り沙汰されている。
フィナンシャル・タイムズ(FT)は、トランプ大統領がジェローム・パウエルFRB議長の後任としてウォーシュ前理事を指名する準備を進めていると、関係者3人の話として報じた。
これに先立ちブルームバーグ通信も、トランプ政権がウォーシュ前理事を次期FRB議長に指名できるよう準備中だと伝えていた。
ただ、匿名を求めた関係者はブルームバーグに対し、「トランプ大統領が公式に発表するまで人事は最終確定ではない」と述べた。
ホワイトハウスとウォーシュ前理事はコメント要請に直ちに回答しなかった。
トランプ大統領は29日、ワシントンDCのトランプ・ケネディ・センターで開かれたドキュメンタリー映画『メラニア』のプレミアに出席し、「明日の午前にFRB議長を発表する」と述べた。
新たなFRB議長候補については、「卓越した(outstanding)人物」「非常に尊敬されている人物」とし、「金融界で誰もが知る人物になり、非常に良い選択になるだろう」と語った。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)、ブルームバーグ、ロイターなどによれば、ウォーシュ前理事は29日にホワイトハウスでトランプ大統領と面会したとされる。
WSJは、トランプ大統領がFRB議長人事を来週発表するとしていたが、ウォーシュ前理事との会談後、発表時期を30日に1日前倒ししたと伝えた。
ウォーシュ前理事が有力だとの報道が伝わると、ドルは上昇し、米国債利回りも上昇基調を示した。
ユーロなど主要6通貨に対するドルの価値を示すドル指数(DXY)は、韓国時間30日午後2時12分時点で96.529と、前日終値(96.283)を上回っている。
予測市場プラットフォーム「Polymarket」では、ウォーシュ前理事が次期FRB議長に選ばれる可能性が93%と示された。
トランプ大統領は第1次政権だった2017年にFRB議長を選定する際、ウォーシュ前理事にも面接したが、最終的にパウエル議長を選んだ。
トランプ大統領はこれまでパウエル議長に大幅な利下げを求め、公然とした批判も続けてきた。パウエル議長の任期は来る5月に終了する。
トランプ大統領は2020年、ウォーシュ前理事に対し「2017年当時、なぜFRB議長職により強い意欲を示さなかったのか不思議だ。あなたを選んでいれば私にとってもっと良かった」と言ったと伝えられている。
ウォーシュ前理事は、FRBの枠組みを「レジーム・チェンジ(政権交代)」の水準で変えるべきだと主張してきた人物だ。
スタンフォード大学とハーバード大学ロースクールを卒業した彼は、ウォール街とワシントンの政策決定者の間で幅広い人脈を持つと評価されている。
モルガン・スタンレーの幹部などを務め、2006年に史上最年少のFRB理事(2006~2011年)としてFRBに加わった。クーパンの公式サイトによれば、2019年10月からクーパンの取締役会メンバーとしても活動してきた。
トランプ大統領の側近とされるケビン・ハセット国家経済会議(NEC)委員長も次期FRB議長候補として取り沙汰されてきたが、トランプ大統領がハセット委員長をNECに留任させる意向を示したことで、可能性は低下したとの見方が出ている。
ユ・ジヒ記者(ハンギョンドットコム) keephee@hankyung.com

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