概要
- メタがグーグルのAIチップTPUを賃借する数十億ドル規模の複数年契約を締結し、データセンターへの直接供給についても協議中だと報じた。
- メタはエヌビディアと数百億ドル、AMDと1,000億ドル規模のチップ供給契約を結ぶなど、大規模なAIチップ導入を進めていると伝えた。
- メタは自社AIチップ開発計画の一部を中止・縮小した一方、今年のAIインフラ投資に1,350億ドルを支出すると明らかにした。
期間別予測トレンドレポート



人間を上回る超知能の開発に乗り出したメタが、エヌビディア、AMDに続きグーグルとも人工知能(AI)チップの導入契約を結んだ。
米IT専門メディアのジ・インフォメーションは26日(現地時間)、関係者の話として、メタがグーグルのAIチップ「テンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)」を賃借する数十億ドル規模の複数年契約を締結したと報じた。メタは今回のコンピューティング賃借契約に加え、自社データセンターにグーグルTPUを直接供給を受けて設置する購入契約についても協議を進めている。
メタはこれに先立ち17日、エヌビディアと数百億ドル規模と推定されるAIチップ導入契約を締結した。24日にもAMDと提携し、1,000億ドル規模のチップ供給を受けることを決めた。
メタはこのように相次いで大規模なAIチップ契約に踏み切っている。これまで進めてきた自社チップ開発計画が壁にぶつかったためとみられる。
メタはこれまで「メタ・トレーニング/インフェレンス・アクセラレーター(MTIA)」という名称で最先端の自社AIチップ開発計画を推進してきたが、中断した。ジ・インフォメーションは関係者の話として、この日メタがより単純なバージョンへと開発方針を転換したと伝えた。
メタは「オリンパス」というコードネームで進めていたAI学習用チップの開発を中止した。別のチップである「アイリス」計画でも、あるバージョンを取り下げた。
こうした決定は最近、AIインフラ部門にも通知された。メタは当初、オリンパスチップを開発して大規模サーバークラスターに搭載し、AI学習に用いる計画だった。しかしメタ経営陣は、この計画を実行すればオープンAIやグーグルとのAIモデル開発競争で大きなリスクになり得ると判断したとされる。関連機器やソフトウェアがエヌビディア製品ほど安定的ではなく、チップ設計が複雑で量産にも困難が生じると見込まれるためだ。
メタの自社チップ開発部門で勤務する関係者は「開発遅延や再設計のリスクを考えると、エヌビディアの性能に匹敵するチップを作れるのか、社内には懐疑的な見方が多い」と打ち明けた。
メタの広報担当者は声明で「MTIAポートフォリオの発展を含め、多様なシリコン・ポートフォリオに継続的に投資するという約束を守っている」とし、「今年、さらに多くの内容を共有する」と述べた。メタはAIインフラ投資のため、今年だけで1,350億ドル(約194兆ウォン)を支出するとの自社見通しを示している。
また、グーグルはメタ以外にも大手投資会社と合弁会社を設立し、TPU賃貸事業に本格的に乗り出す方針だ。
パク・スビン ハンギョンドットコム記者 waterbean@hankyung.com

Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.

![エヌビディアの追い風でビットコイン反発…イーサリアムは売り圧力が緩和、XRPは需給が改善[イ・スヒョンのコインレーダー]](https://media.bloomingbit.io/PROD/news/6847063a-b1cb-4d71-8466-a89a7bf87567.webp?w=250)



