概要
- イム・ジェギュン氏は、WTIの100ドルが強い支持線として作用しており、現状では100ドル超えは難しいと述べた。
- 原油価格は取引時間中に120ドルまで上昇した後、再び100ドル近辺へ下落し、上値の重さが確認されたと伝えた。
- 同氏は、早期終戦の可能性が維持される限り原油価格の追加上昇圧力は限定され、今後の方向性はイランのエネルギー施設攻撃の有無と終戦交渉の進展ペースに左右されると述べた。
期間別予測トレンドレポート



KB証券のリサーチフェローであるイム・ジェギュン氏は20日、韓国経済TVに出演し、「国際原油価格については、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が100ドル水準で上値を抑えられつつも強い支持線として機能している」とし、「現状のような状況が続いたとしても100ドルを上回るのは難しい」と述べた。
イム氏は「先週月曜日に取引時間中に120ドルまで上昇した後、再び100ドル近辺へ下落した動きがそれを裏付けている」とし、「イランと米国・イスラエルがエネルギー施設を直接攻撃するかどうかによって、原油価格水準は変わり得る」と説明した。
続けて「トランプ米大統領がイスラエルに対し、イランのエネルギー施設攻撃の自制を求めており、ネタニヤフ・イスラエル首相も、これ以上イランの原油施設やガス田などを攻撃しないと明らかにした」とし、「人々の想定より早く戦争が終結し得るとの言及も出た」との見通しを示した。
イム氏は「早期終戦の可能性が維持される限り、原油価格の追加上昇圧力は限定的になるとみる」とし、「結局、原油価格の方向性は、イランのエネルギー施設への攻撃の有無と、米国―イラン戦争の終結交渉の進展ペースが左右する」と付け加えた。
● 主要ポイント
- 国際原油価格はWTIの100ドル水準が強い抵抗線のように作用し、追加の急騰は抑制される展開となっている。
- 実際に取引時間中に120ドルまで上昇した後、再び100ドル近辺まで下落し、上値の重さが確認された。
- 原油価格の方向性は、イランのエネルギー施設への直接攻撃の有無と、戦争拡大の可能性に大きく左右される見通しだ。
- 早期終戦期待が続く場合、原油価格の追加上昇圧力は当面限定される可能性が高い。
● 放送原文
<アンカー>
国際原油価格は、やはり戦争が終わってこそ下がるはずですが、原油価格の上昇余地をどこまでご覧になっているのかが気になります。
また、多くの方が、戦争が終わったとしてもそれ以前の水準まで原油価格が下がるのは難しいと言及されていました。いかがでしょうか。
<KB証券 リサーチフェロー イム・ジェギュン>
まず、戦争がどの程度の状況なのか、そして戦争が続くとしても、結局はイランと米国、イスラエルが互いのエネルギー施設を攻撃するかどうかによって、実際の国際原油価格水準は変わり得ると思います。
それでも前向きな点としては、WTIが100ドルでずっと頭を抑えられています。先週月曜日に取引時間中に120ドルまで上昇して取引されはしましたが、
120ドル近辺まで上昇した後に再び100ドル近辺まで下落し、100ドルがかなり強い支持線として機能しているようです。
現状のような状況が続いたとしても、100ドルを上回るのは難しいのではないかと考えています。
加えて、前日にはトランプ大統領が引き続きイスラエルに対し、イランのエネルギー施設を攻撃しないよう求めていましたが、イスラエルはトランプ氏の発言とは異なりイランのエネルギー施設を攻撃しました。
ただ、昨日はネタニヤフ首相が、これ以上イランのエネルギー施設を攻撃しないとし、さらに人々が考えるより早く戦争が終結し得ると言及しました。こうした形で早期終戦の可能性が維持され続けるのであれば、追加的な原油価格の上昇圧力は限定されるのではないかと私は考えています。
アン・イクジュ記者 aij@wowtv.co.kr

Korea Economic Daily
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