概要
- トランプ米大統領がイランの発電所攻撃を見送ったことで、ニューヨーク株式市場の主要指数がそろって反発したと伝えた。
- テスラは、イーロン・マスク氏が人工知能(AI)チップを生産するテラファブ建設を宣言し、株価が4%前後上昇したと伝えた。
- CMEのフェドウォッチ・ツールによると、政策金利の据え置き確率が73.0%に上昇し、VIX指数は低下したと明らかにした。
期間別予測トレンドレポート



ドナルド・トランプ米大統領がイランと交渉中だとして、事前に示唆していたイランの発電所への攻撃を見送ったことを受け、ニューヨーク株式市場の主要株価指数は反発した。ただ、イランが米国との交渉を否定したため、上げ幅は縮小した。
23日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比631.00ポイント(1.38%)高の46,208.47、S&P500種指数は74.52ポイント(1.15%)高の6,581.00、ハイテク株中心のナスダック総合指数は299.15ポイント(1.38%)高の21,946.76でそれぞれ取引を終えた。
取引開始直後から力強く上昇した。トランプ大統領が開場前、自身のSNSで、米国とイランが「敵対行為の完全かつ全面的な解決のために非常に良好で生産的な対話を行った」と明らかにしたためだ。
トランプ大統領はこれに先立ち21日、イランに対し「48時間」以内にホルムズ海峡を開放しなければ発電所を壊滅させると警告していた。しかし、イランが発電所攻撃への対応に出れば事態が深刻化しかねないとの懸念が強まる中、「TACO」(TACO・トランプはいつも尻込みする)に転じた格好だ。
トランプ大統領は同日、フロリダの空港で記者団に対し「イランは合意を望んでおり、我々も合意を望んでいる」と述べたが、イランは米国との交渉の事実を否定した。イラン国営IRNA通信によると、イラン外務省報道官は同日、「強いられた戦争が続く過去24日間、米国といかなる交渉や対話もなかった」と述べた。
それでも、トランプ大統領が事態を悪化させないとの安心感から、ニューヨーク株式市場は堅調さを維持した。
この日のニューヨーク株式市場では主要セクターが総じて上昇した。一般消費財は2.46%急伸し、公益、テクノロジー、エネルギー、資本財・サービスは1%台の上昇となった。
ブロードコムとテスラは4%前後上昇した。とりわけテスラは、最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏が人工知能(AI)チップを生産するテラファブを建設すると宣言したことで、株価が大きく上昇した。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウォッチ・ツールによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場は、政策金利が12月までに25bp引き上げられる確率を12.8%と織り込んだ。直前の取引日の終値時点では25.4%だった。代わりに据え置き確率は64.0%から73.0%に上昇した。
シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は前日比0.63ポイント(2.35%)低下し、26.15となった。
ハンギョン紙 ハンギョン・ドットコム記者 ハン・ギョンウ case@hankyung.com

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