概要
- 政府は5兆ウォン規模の緊急バイバックを実施し、国庫債利回りの安定化を図ると明らかにした。
- 今年の補正予算編成では国庫債の純償還も盛り込み、金利安定を目指すとした。
- WGBI組み入れに合わせ、海外資金流入の管理と流入促進策を強化するとした。
期間別予測トレンドレポート



国庫債金利の上昇基調が続くなか、政府は5兆ウォン規模の緊急バイバック(繰上償還に向けた買い取り)に踏み切る。政府がバイバックを実施するのは、2022年9月以来初めてだ。今年の補正予算(補正)編成時には、国債の純償還事業も盛り込む方針だ。国債金利の安定化を狙った措置と受け止められる。
企画財政部は26日、国債市場の安定化に向けて5兆ウォン規模の緊急バイバックを実施すると発表した。バイバックは27日と4月1日に、それぞれ2兆5,000億ウォンずつ買い入れる方式で行う。
金融投資協会によると、国庫債3年物利回りは昨年末の年2.953%から23日に年3.617%まで急騰し、約3カ月で0.664%ポイント上昇した。前日は年3.558%で取引を終えたものの、政策金利(年2.5%)をなお1%ポイント上回る水準にある。今回の発表を受け、午後2時4分時点で国庫債3年物利回りは年3.49%台へ低下した。
今年は超過税収を活用した補正予算編成の際に、国庫債の純償還を盛り込む計画だ。補正予算による国債の純償還は2021年以来5年ぶりとなる。具体的な規模は、国務会議と国会の審議過程で決定される。海外資金流入の管理も強化する。来月1日の世界国債指数(WGBI)組み入れに合わせ、企画財政部、金融委員会、韓国銀行、金融監督院、預託決済院などが参加する「WGBI資金流入常時点検班」を稼働し、海外資金の流入状況をモニタリングして点検する。WGBI追随資金の流入期間中は、随時関係機関会議を開いて資金流入状況を点検し、流入促進策も検討するなど、対応体制を整える方針だ。
足元の金利上昇は、米国とイランの戦争に伴う米国債利回りの上昇が背景にあるとみられる。これに加え、シン・ヒョンソン韓国銀行総裁候補がタカ派(金融引き締め寄り)と見られていることも、上昇基調に影響したとの見方が出ている。
キム・イクファン記者 lovepen@hankyung.com

Korea Economic Daily
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