概要
- 米国とイランが間接接触を経て、近くパキスタンで対面協議に入る見通しだと明らかにした。
- 米国が15項目の停戦提案書を提示し、イランが検討中だと伝えた。
- イランは戦争被害の賠償、再発防止の約束、ホルムズ海峡での主権承認などを盛り込んだ対案を提示したと伝えられた。
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米国とイランが、戦争終結から1カ月を経て停戦に向け直接会って対話に乗り出す予定だとの報道が伝えられた。
27日(現地時間)のロイター通信とdpa通信によると、ヨハン・ヴァーデフル独外相は、米国とイランが水面下での間接協議を経て、近くパキスタンで対面協議に入る見通しだと明らかにした。
ヴァーデフル外相は同日、独ラジオ局ドイチュラントフンクのインタビューで「把握している情報によれば、これまで(米国とイランの間で)間接的な接触があり、直接会うための準備は整っている」とした上で、「近くパキスタンで会談が開かれるとみられる」と語った。
これまでに行われた両国の間接接触については「希望と信頼の最初のシグナル」として前向きに評価した。
さらに「(両国の)当初の立場はすでに第三者を通じて書面で交換されたようだ」としつつ、「具体的に誰が間接対話を仲介したのかは正確には分からない」と付け加えた。
これに先立ち前日、イシャーク・ダール・パキスタン副首相兼外相は、自国の仲介で米国とイランが間接対話を行っていると明らかにしていた。
ダール氏はソーシャルメディア(SNS)のX(旧ツイッター)で「実際にパキスタンを通じて伝達されるメッセージにより、米国とイランは間接対話を進めている」と述べた。
具体的には「米国は15項目(停戦提案書)を提示し、イラン側がこれを検討している」とした上で、「トルコやエジプトなど(イスラムの)兄弟国もこの計画に支持を送っている」と説明した。
ただし、イラン側は依然として米国との交渉観測を公式には否定している。
同日、タス通信によると、カザフスタンで開かれたユーラシア政府委員会のイベントで記者団と会見したアリ・アクバル・ジョカール駐カザフスタン・イラン大使は「現在、米国とイランは交渉していない」と述べた。
同氏は「入手可能な情報によれば、現在(米国とイランの間で)いかなる交渉も行われていない」とし、「もちろん近隣諸国は関心を示しており、交渉再開を支援する意思がある」と語った。
これに先立ちドナルド・トランプ米大統領は、米国とイランが停戦交渉を進めており、イランが核兵器放棄など主要争点で合意したと主張。スティーブ・ウィトコフ米中東特使も、米国が仲介国パキスタンを通じてイランに15項目の要求を盛り込んだ停戦案を渡した事実を公表したことがある。
イランは仲介国を通じた意見交換は認めつつも、公式には正式な交渉ではないとの立場を取っている。
イランは米国が提示した停戦案を拒否し、戦争被害の賠償、再発防止の約束、ホルムズ海峡におけるイランの主権承認などを盛り込んだ対案を提示したと伝えられている。
イ・ボベ 韓経ドットコム客員記者 newsinfo@hankyung.com

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