概要
- ユガラボとライダー・リップスは、商標権紛争訴訟を和解で終結させることで合意した。
- 今回の和解により、リップスは今後、ユガラボの画像と商標を使用できなくなる。
- この事件は、NFTが商標権保護の対象になり得るかを巡る代表的な事例とされてきた。
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ボアード・エイプ・ヨット・クラブ(BAYC)の開発元ユガラボ(Yuga Labs)が、模倣の非代替性トークン(NFT)を巡って争っていたアーティストとの法的紛争で和解した。
ザ・ブロックが4月8日に伝えたところによると、ユガラボはコンセプチュアルアーティストのライダー・リップス(Ryder Ripps)と、その事業パートナーであるジェレミー・カーヘンとの商標権紛争訴訟を終結させることで合意した。
今回の和解により、リップスは今後、ユガラボの画像や商標を使用できなくなるという。具体的な和解条件は公表されていない。
この訴訟は2022年に始まった。リップスとカーヘンはBAYCと同じ画像を使ったNFTコレクションを制作して公開し、風刺的なプロジェクトだと主張した。これに対しユガラボは、商標権侵害を理由に提訴した。
リップスは、自身のプロジェクトは「表現的な借用芸術(expressive appropriation art)」に当たり、表現の自由による保護対象だと訴えた。だが、米裁判所は2023年、当該NFTが市場の混乱を招く可能性があるとして、ユガラボの商標権を侵害したと判断した。
裁判所は当時、被告2人に約900万ドルの損害賠償と費用の支払いを命じた。
その後、控訴審で一部判断が覆り、事件は改めて審理に進む見通しだったが、双方が最終的に和解に達し、長期にわたった紛争は決着した。
この事件は、NFTが商標権保護の対象になり得るかを巡る代表的な事例とされてきた。

YM Lee
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