概要
- ゼレンスキー大統領は、ロシアによるイラン支援や、米軍基地、エネルギーインフラの情報提供があったにもかかわらず、米国は見て見ぬふりをしていると批判したと伝えた。
- 同氏は、トランプ政権がプーチン氏を信頼しているため、ロシアとイランの協力やウクライナ戦争終結の交渉に大きな反応を示さなかったと明らかにした。
- また、ロシアは東部ドンバス地域を得ても、さらに多くの領土を狙う可能性があり、欧州はウクライナとトルコなしではロシアに匹敵する軍を持てないと主張したと伝えた。
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ゼレンスキー氏、トランプ政権の対プーチン姿勢を批判

ウクライナのゼレンスキー大統領は、米国がロシアによるイラン支援の証拠を見て見ぬふりしていると批判した。
英紙ガーディアンが7月8日に報じた。ゼレンスキー大統領はポッドキャスト番組のインタビューで、イランが中東の米軍基地を攻撃する際、ロシアの支援があったと主張した。ロシアの軍事衛星が撮影した中東の米軍基地や主要エネルギーインフラに関する情報がイランに渡ったという。
ゼレンスキー大統領は、ロシアとイランの協力をトランプ政権が認識しながら、目立った対応を取らなかったと語った。こうした姿勢の背景には、トランプ政権がロシアのプーチン大統領を信頼していることがあると指摘した。
とりわけ問題視したのが、ウクライナ戦争の終結交渉にも関与するスティーブ・ウィトコフ特使とジャレッド・クシュナー氏だ。ゼレンスキー大統領は、両氏がプーチン氏やロシア高官らと長い時間を過ごしすぎていると述べた。ウクライナを訪れていないウィトコフ氏とクシュナー氏は、昨年モスクワを5回訪れたという。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナ戦争の終結交渉についても警戒感を示した。ロシアは東部ドンバス地域を手にしても止まらず、今後さらに多くの領土を狙う可能性があると強調した。ロシアはドンバス地域全体を要求している。一方、ウクライナは主権の問題では一切妥協しない立場を維持している。
一方、ゼレンスキー大統領は、米国が北大西洋条約機構(NATO)から離脱する可能性にも触れた。そのうえで、欧州各国は力を最大限に高める必要があると訴えた。さらに、ウクライナとトルコなしでは、欧州はロシアに匹敵する軍を持てないと主張した。
イ・ス 韓経ドットコム記者 2su@hankyung.com

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