概要
- 今週のニューヨーク株式市場は、米国とイランの 停戦交渉 の行方や、3月の PPI、FRBの ベージュブック の内容次第で方向感が分かれる見通しだ。
- ゴールドマン・サックス、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェース、ブラックロックなど大手の 金融機関の決算 に加え、ネットフリックス決算 の発表も相場の重要な変数になる。
- 上海株式市場は、1〜3月期の GDP成長率、3月の 小売売上高・鉱工業生産、CPI・PPI など中国の主要指標の発表が方向性を左右する。
期間別予測トレンドレポート


米・イラン停戦交渉を注視
金融大手の決算発表が相次ぐ
中国は4月16日に1〜3月期GDP公表

今週(4月13〜17日)のニューヨーク株式市場は、米国とイランの緊張がどう展開するかに左右されそうだ。J.D.バンス副大統領は4月12日、パキスタンで開かれたイランとの停戦交渉を成果なく終え、帰国の途に就いた。ただ、その後の協議の余地は残っており、停戦の可能性も排除できない。
主な経済指標では、4月14日に発表される3月の米生産者物価指数(PPI)が注目される。卸売物価の動きを示し、先行きのインフレを見極める材料になるためだ。市場予想は前月比1.2%上昇となっている。4月15日に公表される米連邦準備理事会(FRB)の地区連銀経済報告(ベージュブック)も見逃せない。米景気の現状を把握する手掛かりになる。
企業決算では、大手金融機関の発表が続く。ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)が4月13日、シティグループ(CitiGroup)とウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)、JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)、ブラックロック(BlackRock)が4月14日、モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)とバンク・オブ・アメリカ(Bank of America)が4月15日、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(Bank of New York Mellon)が4月16日、ステート・ストリート(State Street)が4月17日に発表する。ネットフリックス(Netflix)も4月16日に決算発表を予定している。
上海株式市場は、中国の1〜3月期の主要経済指標の発表と本格化する決算シーズンが相場の方向を決めそうだ。最大の分岐点は4月16日に公表される1〜3月期の国内総生産(GDP)成長率となる。市場は「第15次5カ年計画」の初年度を迎え、政府目標の4.5〜5.0%に沿うかどうかを注視している。とりわけ同日に発表される3月の小売売上高と鉱工業生産は、内需回復の実勢を測る指標となる。
物価指標も焦点となる。4月15日に公表される消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)のうち、PPIが41カ月ぶりに下落に歯止めをかけ、反転するかどうかに関心が集まっている。
ニューヨーク=パク・シニョン特派員 nyusos@hankyung.com

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