概要
- ホワイトハウスは、イランとの終戦協議が生産的に進んでおり、停戦延長を正式に要請した事実はないと明らかにした。
- イランのメディアは、米国が2週間の停戦延長を求めたもののイランは同意しておらず、米国は義務履行と過度な要求の中止に応じるべきだと伝えた。
- ホワイトハウスは合意の見通しを前向きにみており、イランがトランプ大統領の要求受け入れに応じることが最善の利益だと強調した。次回協議はパキスタンのイスラマバードで開かれる可能性が高いとした。
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ホワイトハウスは8月15日(現地時間)、イランとの終戦協議は生産的に進んでいるとしたうえで、停戦延長を正式に要請した事実はないと明らかにした。
キャロライン・レビット報道官は同日のホワイトハウスでの記者会見で、「今朝、われわれが停戦延長を正式に要請したとの誤った報道がいくつかあったが、現時点では事実ではない」と述べた。そのうえで「われわれは引き続き交渉と協議に強くコミットしている」と語り、「これらの対話は生産的で、現在も続いている」と付け加えた。
米国とイランは8月7日に「2週間の停戦」に合意した。8月11日にはパキスタンのイスラマバードで20時間超に及ぶ初回協議を開いたが、合意点は見いだせなかった。停戦期限は8月21日に切れる。これに先立ち、主要海外メディアは、双方が終戦交渉の時間をさらに確保するため、停戦をさらに2週間延長する案を検討していると相次いで報じていた。
これに関連し、イランの半官営タスニム通信は独自取材の結果として、「米国が2週間の停戦延長を求めたにもかかわらず、イランはこれまでこの要請に同意していない」と報じた。さらに「イランは、米国が延長を求めるのではなく、現在の停戦下での義務を履行し、交渉での過度な要求をやめるべきだと考えている」と伝えた。
双方の説明は食い違っている。ただ、水面下で停戦延長を巡る協議があった可能性はある。もっとも、それが正式な要請には至らなかった可能性もある。
レビット報道官は、対面協議の可能性についても「そうした議論は進んでいるが、正式な発表があるまでは何も確定していない」と述べた。さらに「合意の見通しは前向きだ」としたうえで、「イランにとっては、トランプ大統領の要求を受け入れることが明らかに最善の利益になる」と強調した。
次回の対面協議の開催地については、「おそらく前回と同じ場所、つまりパキスタンのイスラマバードとなる可能性が非常に高い」と語った。タスニム通信も、一部の欧州諸国が米イラン協議の開催に意欲を示したものの、イランが協議継続を決めた場合、次回会合の開催地は現時点でパキスタンのイスラマバードを予定しており、変更の決定は出ていないと報じた。
レビット報道官は「パキスタンは今回の交渉で唯一の仲介役だ」と説明したうえで、「この交渉の実現に向けた同国の友情と努力に心から感謝している」と述べた。さらに「世界には支援に動く国が多いが、トランプ大統領はパキスタンを通じて意思疎通を引き続き簡素化することが重要だと考えており、現在もその方式で進んでいる」と語った。
ワシントン=イ・サンウン特派員 selee@hankyung.com

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