概要
- KB証券は、サムスン電子とSKハイニックスの合算 時価総額 は 3300兆ウォン 以上が適正水準で、現状の 割安評価 は行き過ぎだと指摘した。
- 今年の両社の合算 営業利益 は 586兆ウォン と TSMC の約5倍に達する一方、合算時価総額 は 2214兆ウォン でTSMCを下回るとした。
- AIインフラ と メモリー の成長性に加え、LTA や ファウンドリー型ビジネスモデル への転換が、利益変動の緩和 と バリュエーション上昇要因 になるとの見通しを示した。
期間別予測トレンドレポート



韓国の半導体大手2社、サムスン電子とSKハイニックスの合算時価総額は3300兆ウォン超が適正水準だとKB証券が分析した。業績の成長を踏まえると、現状の株価は過度に割り引かれているという。
KB証券によると、今年のサムスン電子とSKハイニックスの合算営業利益は586兆ウォン(約64兆円)と推定される。TSMCの営業利益129兆ウォンの約5倍にあたる見込みだ。それにもかかわらず、両社の合算時価総額は2214兆ウォン(約244兆円)にとどまり、TSMCの2869兆ウォンを大きく下回っている。
KB証券のキム・ドンウォン調査本部長は、サムスン電子とSKハイニックスについて「過度なディスカウント局面にあると判断する」と指摘した。業績改善の速度と規模を勘案すれば、両社の適正時価総額はそれぞれ2000兆ウォン(約220兆円)、1300兆ウォン(約143兆円)以上になると強調した。
今後5年間にわたって進む人工知能(AI)インフラ整備を踏まえると、戦略資産であるメモリーの成長方向は明確だ。これに伴い、サムスン電子とSKハイニックスの時価総額拡大の確実性も高まり続けるとみている。
キム本部長は、クラウド企業や画像処理半導体(GPU)メーカーとの3〜5年の長期供給契約(LTA)が拡大していると説明した。これは今後のメモリー供給不足が構造的に長期化する可能性を示すと同時に、受注ベースの生産体制を備えたTSMC型のファウンドリー事業モデルへの進化を意味するとの見方を示した。
さらに、メモリー半導体がファウンドリー型のビジネスモデルに転換すれば、利益変動の緩和と業績の見通しやすさの向上が同時に進むと分析した。収益構造の安定性が強まり、今後のバリュエーション(業績に対する株価水準)上昇要因になると見通した。
コ・ジョンサム 韓経ドットコム記者 jsk@hankyung.com

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