概要
- マントルは、KelpDAOのハッキングはクロスチェーン脆弱性に起因する局地的な問題で、マントルのネットワークと公式ブリッジ、主要資産には影響していないと明らかにした。
- マントルは、最近生じた流動性圧力は第三者のクロスチェーン脆弱性の波及効果だと説明した。一部の保護措置は維持し、市場環境の安定後に解除の可否を検討する方針だ。
- オンチェーンデータでは約2億400万ドルの償還が進み、流動性は正常化に向かっている。マントルは、アーベなど主要なDeFiプロトコルと連携し、共同対応と財務面の支援の可能性を検討しているとした。
期間別予測トレンドレポート



KelpDAOのハッキングを受けて影響拡大への懸念が広がるなか、マントル(Mantle)は自社ネットワークへの影響はないとの立場を示した。問題はクロスチェーンの脆弱性に起因する局地的な事象だとしている。
マントルは4月21日、X(旧ツイッター)で、今回の事故はKelpDAOのrsETH構成で発生したもので、マントルのネットワークや公式ブリッジ、主要資産には影響していないと明らかにした。レイヤーゼロ(LayerZero)も、この脆弱性は特定のプロトコルに限られた問題で、ほかのアプリケーションには波及していないと確認した。
マントルは、足元で生じている流動性圧力についても、第三者のクロスチェーン脆弱性に伴う波及効果との見方を示した。このため、すでに導入した一部の保護措置は維持する。市場環境が安定し次第、解除の可否を検討する方針だ。
オンチェーンデータでは、事故後に資金が徐々に戻る動きも出ている。マントルは、4月18日以降の約48時間で主要なドル建て資産から約2億400万ドルの償還が進み、流動性は次第に正常化していると説明した。
あわせて、アーベ(Aave)など主要なDeFiプロトコルと連携し、共同対応策を協議していると付け加えた。必要に応じて、財務支援に加わる可能性も検討しているという。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





