概要
- 米議会の「CLARITY Act」で、ステーブルコイン報酬(Stablecoin Yield)を巡る議論が「良い段階」に達したと伝えた。
- GENIUS Act成立後、コインベースなど取引所の報酬(rewards)の仕組みを巡り、銀行業界は規制強化を、暗号資産業界はイノベーション阻害への懸念をそれぞれ示してきたと伝えた。
- 不正資金(illicit finance)や政治的な利益相反(conflicts of interest)などの論点に加え、マークアップ(markup)日程の遅れもあり、最終合意にはなお時間が必要だと伝えた。
期間別予測トレンドレポート



米議会で協議が進む暗号資産市場構造法案「CLARITY Act」を巡り、主要な争点であるステーブルコイン報酬(Stablecoin Yield)の議論に進展が出てきた。
米メディアのザ・ブロックが4月22日に報じた。法案協議に参加するアンジェラ・オルソブルックス民主党上院議員とトム・ティリス共和党上院議員らは、ステーブルコイン報酬を巡る交渉が「良い段階(good spot)」に達したと評価した。
2025年7月に成立した米ステーブルコイン法案「GENIUS Act」は、ステーブルコイン発行体による直接の利払いを禁じた一方、プラットフォームを通じた報酬の提供は制限しなかった。このため、コインベース(Coinbase)などの取引所は、利用者に報酬(rewards)を提供できる仕組みを維持してきた。
この仕組みを巡っては、銀行業界が預金流出を招くとして規制強化を求めてきた。これに対し、暗号資産業界は報酬の制限がイノベーションを損なうと反発してきた。こうした隔たりがCLARITY法案の協議における中核論点となっていたが、最近の交渉ではステーブルコインの利払いを巡る双方の溝が一定程度縮まった。
もっとも、不正資金対策(illicit finance)や政治的な利益相反(conflicts of interest)など、なお残る論点もある。最終合意にはなお時間を要しそうだ。
法案の修正審議を指すマークアップ(markup)の日程もずれ込む可能性がある。ティリス議員は4月中の法案処理は難しいとの見方を示しており、一部議員は5月を事実上の通過期限とみている。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.





