概要
- UAEは5月1日から OPEC、OPEC+ を離脱すると正式発表し、国際 原油市場 に波紋が広がると伝えた。
- UAEは 生産量 の義務から外れ、自国判断で 原油生産量 を決め、段階的かつ慎重な形で追加の 産油量 を供給すると表明した。
- UAEの1日当たり平均 産油量 は約340万バレルに上り、離脱によって OPEC の影響力低下は避けられないと報じた。
期間別予測トレンドレポート


アラブ首長国連邦(UAE)が5月1日に石油輸出国機構(OPEC)とOPECプラス(OPECとロシアなど主要産油国10カ国による連合体)を離脱する。国際原油市場の中核生産国が離脱を決めたことで、市場の需給や価格形成に小さくない波紋が広がりそうだ。

UAE政府は4月28日、国営WAM通信を通じて離脱決定を正式に発表した。政府は、今回の決定について、UAEの長期戦略や経済ビジョン、国内エネルギー生産への投資加速を含む変化するエネルギー構成を反映したものだと説明した。あわせて、世界のエネルギー市場で責任ある信頼できる未来志向の役割を果たす意思を一段と強めるものだと強調した。
UAEのエネルギー相はロイター通信とのインタビューで、OPECとOPECプラスを離脱することで、これらの枠組みが課す生産義務から外れ、柔軟性を確保できると語った。離脱を巡り、サウジアラビアを含むいかなる国とも事前に直接協議していないとも付け加えた。
OPECとOPECプラスは、国際原油価格の安定を目的に加盟国ごとの生産量を調整してきた。UAEの離脱は、こうした減産体制を離れ、自国の判断で産油量を決める方針を示したものといえる。
これに伴い、UAEの原油生産量は今後増える可能性が高い。UAE政府は、離脱後も責任ある行動を続けるとしたうえで、原油市場の需要や状況に合わせ、追加の産油量を段階的かつ慎重に供給していく考えを示した。
2019年にカタールが離脱したのに続き、UAEもOPECを去ることで、サウジアラビア主導で運営されてきたOPECの影響力低下は避けられない。
OPEC資料によると、戦争前のUAEの1日当たり平均産油量は約340万バレルだった。12加盟国のうち3番目に多かった。
シン・ヒョンボ 韓経ドットコム記者 greaterfool@hankyung.com

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