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コスピ、一時6700台 焦点は米金利・ドル・半導体PER

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Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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コスピ指数は6600台に乗せた後も上値を伸ばし、取引時間中には6700台を付けた。企業の過去最高級の業績を背景に株高が続くなか、半導体企業の価値見直しが「8000コスピ」到達を左右する重要な要因になるとの分析が出ている。米連邦準備理事会(Fed)の利下げや、それに伴うドル安といったマクロ指標の変化も焦点に浮上した。

4月28日のコスピ指数は前日比0.39%高の6641.02で取引を終えた。前日に6615.03を付けたのに続き、この日も小幅高となり、6600台への定着に成功した。午前中には6712.73まで上昇し、6700台を上回る場面もあった。

この日は新型グレンジャーのデザインを公開した現代自動車が5.92%上昇し、55万5000ウォン(約6万1000円)で引けた。現代オートエバーは8.39%高、現代ロテムは5.84%高、現代モービスは3.35%高、起亜は1.97%高と、現代自動車グループ株がそろって上昇した。

時価総額上位銘柄では、SKハイニックスが0.62%高の130万ウォン(約14万3000円)で取引を終えた。取引時間中には132万8000ウォン(約14万6000円)まで上昇し、52週高値を更新した。一方、サムスン電子は1.11%安、斗山エナビリティは0.85%安、ハンファ・エアロスペースは4.06%安だった。

コスダック指数は0.86%安の1215.58で引けた。アルテオジェンが0.66%安、サムチョンダン製薬が2.92%安、ABLバイオが19.28%安となるなど、バイオ株の下げが目立った。

投資主体別では機関投資家の買いが強かった。韓国取引所によると、有価証券市場で機関投資家は4月28日に3511億ウォン(約386億円)を買い越した。4月24日から3営業日連続の買い越しとなった。主にサムスン電子を2023億ウォン(約223億円)、現代自動車を1205億ウォン(約133億円)それぞれ買い越した。これに対し、個人投資家は1302億ウォン(約143億円)、外国人投資家は1935億ウォン(約213億円)をそれぞれ売り越した。

コスピ指数の上昇が続くなか、証券会社の目標指数も切り上がっている。ハナ証券は最近のリポートで、2026年下期のコスピ指数が最大8470まで上昇する可能性があると予想した。

ハナ証券によると、足元のコスピ指数の上昇率は1987年の「3低景気」や1998年のテックバブルに匹敵する水準にある。とりわけ2026年に入ってからは、企業価値の再評価よりも業績改善が株高を主導しているという。企業価値が見直されれば、さらに上値余地が広がることになる。

同社は半導体業種の株価収益率(PER)が上昇する可能性に注目した。韓国半導体企業のPERが現在の6.3倍から、マイクロン・テクノロジー並みの8.0倍まで高まれば、株価が一段と上昇し得ると分析した。

Fedの金融政策も主要な変数として挙げた。ハナ証券のイ・ジェマンチーム長は、景気減速への対応としてFedが政策金利を引き下げる可能性が高まると指摘した。そのうえで、半導体PERの上昇に加え、Fedが1〜2回利下げすれば、コスピ指数は8470まで上昇し得ると見通しを示した。

Fedの利下げがドル安につながれば、サムスン電子やSKハイニックスなど主導株に対する外国人投資家の需給が改善する可能性がある点も、この判断を支える要因に挙げた。現在のPERが維持され、Fedが利下げしない場合でも、株価は7540まで上昇し得ると付け加えた。

ハナ証券は半導体株の上昇基調が2027年4〜6月期まで続くとみている。この時期に営業利益率がピークを通過するとの見通しに基づく。ドル安が進んだ場合には、外国人の買い越しを追い風に上昇してきた機械、造船、防衛産業、ハードウエア、化学の各業種にも上昇余地があると予想した。

カン・ジンギュ記者 josep@hankyung.com

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