概要
- トクはパクソスラボのDeFiプラットフォーム「Amplify」を統合し、ステーブルコイン給与に即時の利息収益機能を導入した。
- トクは年間10億ドル超のトークン建て給与を処理しており、利用者は資産の管理権を維持したまま元本と利息をいつでも引き出せると説明している。
- 業界では、今回の事例はステーブルコイン給与市場で利息収益機能を本格導入したケースであり、今後フィンテックや企業のオンチェーン移行を加速させる可能性があるとみている。
期間別予測トレンドレポート



ステーブルコイン建て給与の支払い企業トク(Toku)が、給与の受け取り直後から利息を得られる機能を導入した。ステーブルコインの用途を決済から貯蓄や収益創出へ広げる取り組みとみられる。
4月28日に暗号資産専門メディアのザ・ブロックが伝えた。トクはパクソスラボ(Paxos Labs)の分散型金融(DeFi)プラットフォーム「Amplify」を統合し、従業員が給与の一部または全額で収益を得られるようにした。
トクはADPやワークデイ(Workday)など既存の給与システムと連携するAPIを提供している。現在は100カ国超で年間10億ドル超のトークン建て給与を処理する。今回の機能追加で、利用者は給与の入金直後から利息を受け取れるようになった。
トクのウォレットは、ストライプ(Stripe)の非カストディアル型ウォレットソリューション「Privy」を基盤に運営する。このため利用者は資産の管理権を維持したまま、第三者に資金を預けずに収益を得られる。元本と利息はロックアップや出金待機期間なしで、いつでも引き出せる。
利用者はUSDC、USDT、USDGで受け取った給与について、収益化機能を使うかどうかを選べる。パクソスラボは収益の一部を受け取る仕組みを採る。オンチェーンベースの金融サービスを企業顧客に提供することを目指している。
業界では、今回の事例をステーブルコイン給与市場で利息収益機能を本格導入したケースと受け止めている。今後はフィンテックや企業のオンチェーン移行を加速させる可能性がある。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





