概要
- 国際指標の ブレント原油 先物は1バレル 110.78ドル を付けるなど、国際原油価格の上昇基調が続いた。
- ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を受け、OpenAI の提携企業の株価がそろって下落し、エヌビディア、ブロードコム、オラクル、AMD、コアウィーブ、マイクロン・テクノロジー などが軟調だった。
- 市場では、マグニフィセント・セブン や アルファベット、アマゾン、メタ、マイクロソフト、アップル の決算発表に加え、AI関連需要 と 設備投資 を巡る動向が株価の再評価材料になり得ると指摘された。
期間別予測トレンドレポート


米・イラン協議の膠着続く、ブレント原油は110ドル台
OpenAI提携先がそろって下落

国際原油価格が高止まりするなか、OpenAIの業績不振を巡る報道も重荷となり、米株式相場は4月28日に下落して始まった。
トランプ大統領と国家安全保障チームは、米国が封鎖を解除すればイランがホルムズ海峡を再開放するとの提案について協議したと確認した。ただ、原油価格はこの日も上昇した。
国際指標の北海ブレント先物は米東部時間午前10時時点で2.5%高の1バレル110.78ドルを付けた。米国産標準油種WTI先物も2.8%超上昇し、99.08ドルで取引された。
米東部時間午前10時時点で、S&P500種株価指数は0.5%下落した。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は0.9%安だった。ダウ工業株30種平均は0.1%上昇した。コカ・コーラが市場予想を上回る決算を受けて5%超上げ、相場を支えた。
米10年国債利回りは3bp(1bp=0.01%)上昇し、4.368%となった。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、競合のアンソロピック(Anthropic)がコーディング分野と企業向けAI市場でシェアを広げるなか、OpenAIの直近の売上高と新規利用者の増加率は自社目標を下回っている。経営陣は、売上高の伸びが十分に速くなければ、将来のコンピューティング契約費用を支払えなくなる可能性にも言及したという。
この報道を受け、ハイテク株はそろって売られた。エヌビディア(NVIDIA)は2%超下落し、ブロードコム(Broadcom)は4%安だった。オラクル(Oracle)、AMD、コアウィーブ(CoreWeave)など提携企業の株価もそれぞれ4〜5%下げた。マイクロン・テクノロジー(Micron Technology)も3.3%安の506ドルで取引された。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3.3%下落した。
モンティス・ファイナンシャルのデニス・フォルマー氏はブルームバーグとのインタビューで、業績期待が株価以上のペースで高まる市場では、4月29日に決算を発表する「マグニフィセント・セブン」のうち4社のどこかがAI需要や設備投資で失望を招けば、この1カ月の株高を見直す展開になり得ると指摘した。
アルファベット(Alphabet)、アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)、メタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)、マイクロソフト(Microsoft)は4月29日に決算を発表する。アップル(Apple)は4月30日に発表する予定だ。
ガベリ・ファンドの成長株ポートフォリオマネジャー、ジョン・ベルトン氏は、1〜3月期の企業業績の強さはすでに相場にある程度織り込まれていると述べた。
キム・ジョンア客員記者 kja@hankyung.com

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