米連邦地裁、SBFの再審請求を棄却 「名誉回復」狙いと判断

出典
Suehyeon Lee

概要

  • 米連邦地裁は、サム・バンクマンフリード氏の再審請求を棄却し、従来の有罪判決禁錮25年が維持されることになった。
  • 裁判所は今回の請求について、FTX破綻後に構想された名誉回復計画の一部に見えるとし、主張の信頼性に疑問を呈した。
  • バンクマンフリード氏は控訴手続きを別途進めており、ニューヨークの連邦控訴裁判所が審理している。
写真:lev radin/Shutterstock
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米連邦地裁は、暗号資産交換所FTXの創業者サム・バンクマンフリード(Sam Bankman-Fried、SBF)が求めた再審を認めなかった。

ブルームバーグが4月28日に伝えたところによると、ニューヨーク南部連邦地裁のルイス・カプラン(Lewis Kaplan)判事は、バンクマンフリード氏の再審請求を棄却した。同氏は新たな証拠を理由に審理のやり直しを求めていたが、裁判所は退けた。

バンクマンフリード氏は、この請求を自ら取り下げる意向も示していたが、裁判所はこれも認めなかった。裁判の公正性にも疑義を唱えたものの、受け入れられなかった。

カプラン判事は、今回の請求について「FTX破綻後、起訴前から構想されていた名誉回復計画の一部に見える」と指摘した。主張自体の信頼性にも疑問を呈した。

バンクマンフリード氏は現在、別途控訴手続きを進めている。控訴専門の弁護士アレクサンドラ・シャピロ(Alexandra Shapiro)が代理人を務め、ニューヨークの連邦控訴裁判所が審理している。

検察はこれに先立ち、同氏を詐欺や共謀など7件の罪で起訴した。顧客資金を系列ヘッジファンドのアラメダ・リサーチ(Alameda Research)に移し、数十億ドルを不正に使ったとして訴追され、2023年に陪審は全ての罪状で有罪と認定した。その後、同氏には禁錮25年の判決が言い渡された。

バンクマンフリード氏は再審請求で、一部の元幹部の証言が検察側の主張と食い違うと訴えた。だが裁判所は、この主張は記録と整合しないと判断した。主要証人の1人であるニシャド・シン(Nishad Singh)の供述が政府の圧力で変えられたとの主張についても、「根拠のない陰謀論的な主張だ」と一蹴した。

同氏は現在、カリフォルニア州ロンポックの連邦刑務所に収監されている。

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shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
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