概要
- トランプ米政権が、イランとの戦争で一方的に 勝利宣言 し、紛争から手を引く案を検討していることが分かった。
- 米情報機関は、一方的な勝利宣言の後に 中東地域内の兵力削減 を進めれば、イランがこれを自らの勝利とみなすと分析している。
- 米国内の平均 ガソリン小売価格 は1ガロンあたり4.18ドルとなり、2022年8月以来の高水準を記録した。
期間別予測トレンドレポート


「情報機関、イランの反応を分析」

トランプ米政権が、イランとの戦争で一方的に勝利を宣言して紛争から手を引く案を検討している。ロイター通信が4月28日に報じた。明確な出口戦略を見いだせないまま膠着状態が長引いており、強引に決着をつけるシナリオを描き始めた。
ロイターは米当局者らの話として、米情報機関が一方的な勝利宣言にイランがどう反応するかを分析していると伝えた。一方的勝利を宣言した後に中東の駐留兵力を減らせば、イランはそれを自らの勝利と受け止めるとみている。半面、兵力を減らさず駐留を続ければ、イランは交渉戦術の一環と受け取り、戦争終結を意味するとはみなさない公算が大きい。ロイターは、イラン本土への地上戦のような強硬策は実行可能性がかなり低いと伝えた。
一方、対イランの逆封鎖が効果を上げていると判断したトランプ政権が、封鎖の長期化を視野に入れていることをうかがわせる動きも出ている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、トランプ大統領が最近、側近らにイランの長期封鎖を指示したと報じた。WSJは「イラン財政を圧迫し、イランが長年拒んできた核兵器放棄を強いるための戦略」と位置づけた。
戦争による負担は米国内でも積み上がっている。米国のガソリン小売価格の平均は1ガロン(3.785リットル)あたり4.18ドルと、2022年8月以来の高水準を記録した。
ワシントン=イ・サンウン特派員 selee@hankyung.com

Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.





