イラン、米に14項目の和平案 30日以内の終戦と米軍撤収要求

出典
Doohyun Hwang

概要

  • イランは米国に、14項目の和平交渉回答書を提出し、戦争終結米軍撤収などを条件として示した。
  • イランは30日以内の全面解決戦争の完全な決着を求め、単なる停戦延長は拒否した。
  • 提案には軍事侵略の防止保証凍結されたイラン資産の解除経済制裁の撤廃ホルムズ海峡に関する新たな政策などが含まれた。

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写真:Shutterstock
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イランが米国に、14項目で構成する和平交渉の回答書を渡した。米国が先に示した9項目の和平案に対する逆提案にあたり、単なる停戦延長ではなく、戦争の完全終結や米軍撤収を条件に盛り込んだ。

5月2日にCNNが伝えたところによると、イランはパキスタンの仲介者を通じて、米国に14項目の回答書を提出した。回答書には「レバノンを含むすべての戦線での戦争終結」が含まれた。

報道によると、米国は当初、2カ月間の停戦を提案した。これに対し、イランは受け入れを拒み、「30日以内にすべての問題が解決されなければならない」と対抗した。交渉の焦点も一時的な停戦延長ではなく、「戦争の完全な決着」に置くべきだとの立場を示した。

イランの提案書には、軍事的侵略を防ぐ保証、イラン周辺地域からの米軍撤収、凍結されたイラン資産の解除、経済制裁の撤廃、ホルムズ海峡に向けた新たな政策の導入などが含まれたという。

同日、イラン外務省のカゼム・ガリババディ次官は国営IRIB放送で、「今回のイランの提案は、戦争の恒久的な終結を目標にしている」と語った。そのうえで、「外交の道を選ぶのか、それとも対決的な接近を続けるのか。ボールは今や米国側にある」と強調した。

一方、ドナルド・トランプ米大統領は同日、「計画は近く検討するが、受け入れ可能なものになるとは想像しがたい」と述べ、懐疑的な見方を示した。

Doohyun Hwang

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