ウォール街、米4月雇用指標を注視 上海はサービス業PMIが焦点[ニューヨーク・上海週間株式展望]

出典
Korea Economic Daily

概要

  • ニューヨーク株式市場は、米国とイランの 停戦交渉 の行方と、4月の非農業部門 雇用指標 に注目する見通しだ。
  • FF金利先物市場は、12月末までの 政策金利据え置き の確率を77.7%%と織り込んでおり、今週は AI半導体 関連のパランティアとAMDの決算発表も予定されている。
  • 上海株式市場では、製造業PMI と財新 サービス業PMI、中国の4月 貿易収支、さらに先端製造業と IT の輸出データ次第で、技術株と資源株を中心に上昇相場が続く可能性がある。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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今週のニューヨーク株式市場は、米国とイランの停戦交渉の行方と、雇用市場の健全性に注目が集まりそうだ。イランでは今回の戦争勃発後、インフレと対ドル相場が急騰し、経済苦が深まっている。経済悪化への圧力が強まるなか、両国が2回目の停戦交渉を早期に進める可能性もある。

5月8日に発表予定の米国の4月非農業部門雇用指標も主要な変数だ。雇用指標が底堅い流れを示せば、インフレ急騰にもかかわらず、スタグフレーション(高物価下の景気後退)への懸念は和らぎそうだ。

金融情報会社ファクトセット(FactSet)の推計によると、4月の非農業部門の新規雇用者数は5万人にとどまる見通しだ。前月の17万8000人を大きく下回ると市場はみている。失業率は4.3%で安定すると予想される。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のFedWatchツールによると、FF金利先物市場は12月末まで政策金利が据え置かれる確率を77.7%と織り込んでいる。今週は人工知能(AI)や半導体関連では、パランティアとAMDの決算発表も予定されている。

上海株式市場では、4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回る52.2となり、景気回復期待を高めた。5月6日に発表予定の財新サービス業PMIがこうした流れを引き継げるかが焦点となる。サービス業でも拡大基調が続けば、景気底入れ論に弾みがつき、相場は強い反発の材料を得る可能性がある。

5月7日に発表される中国の4月貿易収支も重要な変数だ。市場は、輸出の伸びが緩やかな回復基調を示すと予測している。足元では技術株と資源株への資金流入が鮮明になっているだけに、輸出統計で先端製造業とIT品目の堅調さが確認されれば、これらのセクターを軸にした上昇相場が続く公算が大きい。

ニューヨーク=パク・シニョン特派員 nyusos@hankyung.com

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