概要
- クリプトクアントは、ビットコイン市場が大規模なデレバレッジと「降伏」の過程を経て、弱気相場を脱し中立局面に入ったと明らかにした。
- オンチェーン指標のaSOPR、STH-SOPRが1.0近辺に定着し、ファンディングレートもゼロ水準に近づいたことで、極端な強欲と恐怖が消えたと説明した。
- 寄稿者は、市場が降伏局面を通過して明確な中立局面に入ったとして、積極的なレバレッジ運用より現物中心のポートフォリオ比率を高める方が有利な局面だと提言した。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)が弱気相場を脱し、中立局面に入ったとの分析が示された。
暗号資産のオンチェーン分析を手掛けるクリプトクアント(CryptoQuant)の寄稿者、イージー・オン・チェーンは5月9日公表のリポートで、ビットコイン市場について「2026年1〜3月に見舞われた大規模な清算ショックを吸収し、投機的な熱狂が取り除かれた健全な調整局面に落ち着いた」と診断した。
リポートによると、ビットコイン市場の未決済建玉(OI)は3月の高値比で55%超減少した。イージー・オン・チェーンは、これは大規模なデレバレッジの過程を経たことを示すと指摘した。あわせて、短期保有者の収益性を示すSTH-SOPRが1月に0.9215まで落ち込み、投資家が損失を受け入れて持ち高を投げ売る「降伏」が起きていたと説明した。
5月時点では、市場の投機熱はすでに冷めたという。5月7日時点でaSOPRは1.0008、STH-SOPRは1.0037と、ともに均衡点の1.0近辺に定着した。市場から極端な強欲や恐怖が消えたことを示すという。
ファンディングレートもゼロ水準に近づいた。市場でFOMO(取り残されることへの恐れ)による動きが薄れたことを示す前向きなシグナルだとした。
投資戦略としては、デリバティブを通じた積極的なレバレッジ運用より、現物中心の配分拡大を勧めた。市場はすでに降伏局面を通過し、明確な中立局面に入っており、現時点では現物主体のポートフォリオを組む方が有利だと提言した。

Uk Jin
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