中国、生産者物価32か月連続下落

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 中国の生産者物価指数(PPI)が32か月連続で下落し、製造業の停滞や構造的な需要縮小が深刻化していると伝えた。
  • 消費者物価指数(CPI)も4か月連続で下落し、デフレーション懸念が続いていると述べた。
  • 米中貿易摩擦や不動産市場の低迷などの三重苦により、中国政府の消費促進策にもかかわらず物価下落が続いていると伝えた。

製造業の停滞…デフレ懸念が高まる

中国の生産者物価指数(PPI)は32か月連続で下落し、製造業全体が長期的な不況局面から抜け出せずにいる。政府が様々な消費促進策を打ち出しているものの、物価下落が続き、デフレーションへの懸念が深まっているとの分析が出ている。

9日、中国国家統計局は5月のPPIが前年同月比で3.3%下落したと発表した。これは前月4月(-2.7%)よりも下げ幅が拡大したもので、ロイター通信が集計した市場予想(-3.2%)を下回った。今回の数値は過去22か月で最大の下落幅であり、中国産業界全体が構造的な需要縮小と供給過剰の圧力を同時に受けていることを示している。

中国の消費者物価指数(CPI)も回復傾向を見せていない。5月のCPIは前年同月比で0.1%下落し、4か月連続でマイナスとなった。下落率は3月、4月と同じである。

ロイター通信は「世界最大の製造国である中国が、アメリカの関税強化、不振な不動産市場、国内消費の縮小という三重苦に直面している」とし、「米中貿易協議が再開される予定だが、不確実性が続き、輸出企業の価格競争がますます激化している」と伝えた。また「中国当局が消費財イグカンシン(古い製品の新製品への買い替え支援)プログラムなど各種消費促進策を実施しているが、不動産景気の低迷や米中対立の継続により、物価下落が収まっていない」と指摘した。

トン・リジュン国家統計局主任統計官は「一部分野では需要と供給の不均衡が改善されるなど、前向きな変化も感じられる」と評価した。

イ・ヘイン記者 hey@hankyung.com

publisher img

Korea Economic Daily

hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.
この記事、どう思いましたか?