米SEC、NFT・ミームコインを組み込んだ『Canary Spot PENGU ETF』の審査開始

Doohyun Hwang

概要

  • 米SECがNFTとミームコインを同時に組み込んだ『Canary Spot PENGU ETF』の審査に着手しました。
  • 同ETFはPENGUトークンとPudgy Penguins NFTの組み入れ比率をそれぞれ80~95%、5~15%とする予定です。
  • 業界ではSECの正式受理がWeb3と伝統的金融の垣根を崩す新たな金融商品登場を示唆すると分析しています。

米国証券取引委員会(SEC)が、NFT(非代替性トークン)とミームコインを組み込んだ現物型ETF(上場投資信託)の申請を初めて正式に受理しました。

SECは最近、Canary Capital Groupが提出した『Canary Spot PENGU ETF』の書類を受理し、本格的な審査手続きに入りました。Canary側はまだ具体的な取引所名を明らかにしていませんが、米国内の主要証券取引所への上場を目指しています。承認されれば、Pudgy Penguins ETFはNFTとミームコインを同時に組み込む初のETFになる見通しです。

Pudgy Penguins ETFは、Solana(SOL)ブロックチェーンを基盤にしたミームコイン『PENGU』と、人気NFTコレクション『Pudgy Penguins』を主な資産とするETFです。ポートフォリオの80~95%はトークンPENGUに、残りの5~15%はPudgy Penguins NFTへとそれぞれ配分されます。ETFは希少性・魅力度・属性別市場価値を考慮し、NFT保有リストを構成する予定です。一部の流動性確保のため、SolanaやEthereum(ETH)にも若干エクスポージャーされます。

Pudgy Penguinsは、8,888点のペンギン画像で構成されるNFTコレクションです。最近では、Pudgy Penguinsの知的財産(IP)を活用した実体ぬいぐるみ『Pudgy Toy』が米大手量販店WalmartやTargetなどのオフライン流通網で販売されています。PENGUはPudgy Penguinsエコシステムを構成する公式ユーティリティトークンで、ゲームやグッズ、NFTの購入などに利用されています。現在の時価総額は約23億ドルで、ミームコインの中では5番目に大きな規模です。

業界では、今回のSECの正式な受理がNFTを含む新たな金融商品登場のきっかけとなる可能性があると見ています。ETFにミームコインやIPを組み合わせる試みがなされる中、伝統的金融とWeb3エコシステムの垣根が徐々に崩れつつあるという分析です。

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Doohyun Hwang

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