「停戦までは貿易交渉中断」…トランプ、タイ・カンボジアに圧力

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • トランプ大統領は、タイとカンボジアが停戦しない場合は関税交渉を中断すると警告したと伝えた。
  • 米国との貿易交渉中断の脅しを受けて、タイとカンボジアは停戦の意向を表明したとされた。
  • トランプ大統領は来月1日からタイとカンボジアにそれぞれ36%の関税を課すと書簡を送ったと明らかにした。

トランプ氏、交戦激化で仲介

両国の首脳が停戦協議に乗り出すことに

4日間で民間人30人以上が死亡

ドナルド・トランプ米国大統領は戦闘中のタイとカンボジアに対し、停戦しなければ関税交渉を中断すると警告した。トランプ氏の圧力を受けて、両国は即座に停戦合意に乗り出すことを決めた。

トランプ大統領は26日(現地時間)、トゥルース・ソーシャルで「タイもカンボジアも停戦と平和を求めている」とし、「カンボジア首相と有益な電話をし、タイにもやり取りした内容を伝えた」と明らかにした。さらに「両国は米国との貿易交渉テーブルに戻りたいが、戦いが終わるまではそれは適切ではない」と付け加えた。

対米輸出への依存度が高いタイとカンボジアは、関税率の引き下げを目指して米国と交渉中だった。トランプ大統領は来月1日からタイとカンボジアにそれぞれ36%の関税を課すと書簡を送った。交渉の締切が目前に迫る中、貿易会談が中断の危機に瀕し、タイとカンボジアは即座に停戦の意向を示した。

タイ外務省は「パトンタム・ウェチャヤチャイ首相代行がトランプ大統領との通話で原則として停戦に同意した」とし、「カンボジア側の真剣さを見たい」と述べた。

フン・マネット・カンボジア首相もトランプ大統領に両軍の停戦提案に同意する意向を伝えた。フン・マネット首相は「両国の兵士と国民にとって前向きな知らせだ」と強調し、「タイが態度を変えないことを望む」と語った。

ただし、両国は停戦合意の意向を表明した後も武力衝突を続けた。ロイター通信によると、カンボジア国防省はタイが27日午前、国境地帯で地上攻撃を開始したと発表した。タイ軍もカンボジア軍が民間住宅付近で銃撃したと明かした。

両国は24日から国境地帯で4日連続の戦闘を続けている。死者総数は30人を超え、13万人が避難したと推定されている。タイとカンボジアは100年以上にわたり国境地帯を巡って領有権紛争をしている。23日には、タイ軍の5人がカンボジアが仕掛けたとみられる地雷の爆発で重傷を負い、武力衝突の直接的なきっかけとなった。

トランプ大統領は今回の事態をパキスタンとインドの紛争になぞらえた。彼は「今回の交戦はパキスタンとインド間の紛争が成功裏に終結したことを思い出させる」と語った。トランプ政権は5月のインド・パキスタン衝突時、停戦を呼びかけるため介入した。当時トランプ大統領は「米国との貿易をてこに、両国の停戦を実現した」と主張した。

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