グローバル資金がAIエージェントに注目…2年で投資が9.2倍に拡大

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • 昨年、AIエージェント分野には11億ドルの投資が行われ、2年間で投資規模が919%増加したと明らかにしました。
  • 同期間において未来モビリティバイオテクノロジーなど従来の新技術分野への投資が大幅に減少したこととの対比が伝えられました。
  • AIエージェント市場は成長期への突入や高度人材需要の急増などポジティブな兆しがあるものの、商用化段階はまだ初期段階だとマッキンゼーは診断しています。

マッキンゼー技術トレンド報告書

関連求人の掲載数が985%増加

昨年、人工知能(AI)エージェント分野だけで11億ドル(約1兆5147億ウォン)の投資が行われたと集計されました。グローバルコンサルティング企業マッキンゼーの「2025年技術トレンド予測報告書」によると、これは2022年比919%急増した数値で、同期間に調査された13の技術トレンドの中で最も高い投資増加率となっています。マッキンゼーは報告書で「AIエージェントはまだ全体の投資規模としては小さいものの、成長率の面では前例のないほどの注目を集めている」と分析しました。

グローバル技術エコシステムにおいてAIエージェントは、圧倒的な成長スピードで急速に「成長期」に入りつつあります。近年投資が減少傾向にあった従来の新技術分野とは明確に対照的です。例えば、未来モビリティ分野の投資は2020年の1975億ドルから2024年には1316億ドルへと33.4%減少し、未来バイオテクノロジー分野も同期間1272億ドルから573億ドルへと半減しています。

AIエージェントの成長ぶりは雇用市場でも現れています。マッキンゼーによれば、AIエージェント関連の求人掲載数はこの1年(2023〜2024年)で985%増加しました。ソフトウェアエンジニア、データサイエンティスト、プロンプトエンジニアなど、高度な技術人材への需要が集中しています。必要なスキルとしては、Python、機械学習、自然言語処理などが挙げられました。これは企業がAIシステムの構造設計や学習最適化まで遂行できる高度な人材を求めていることを示しています。

AIエージェントは単なるチャットボットやQ&A型AIを超え、自ら計画を立て複数のツールを連携して業務を処理する「バーチャル同僚」へと進化しています。マッキンゼーは「人間と機械の関係が『代替』から『能力拡張』へ移行しつつあり、人間とAIエージェントの境界があいまいになり、『共同創作』の段階にまで広がる可能性が高い」と展望しました。

しかし、商用化の観点では未だ初期段階との見方が優勢です。パイロット(試験運用)段階での導入が主流であり、AIエージェントの責任や法的・倫理的基準の整備など、解決すべき課題も残されています。

Jung-Hoon Ahn 記者 ajh6321@hankyung.com

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