「教育革命」を夢見るOpenAIの野望

ソース
Korea Economic Daily

概要

  • OpenAIがChatGPTの「スタディモード」を公開し、学生一人ひとりにパーソナライズドサポートと知識確認機能を提供すると発表しました。
  • 今回のスタディモードは、AIが1対1の家庭教師になれるというサム・アルトマンの主張を反映した初の試みだとされています。
  • OpenAIはスタディモードを通じて、グローバルブレインのようなパーソナライズされたAI学習システムの構築を進めていると伝えられています。

家庭教師レベルのスタディモード公開

「誰もがグローバルブレインを持つ時代へ」

OpenAIは学習を支援するChatGPTのスタディモードを29日(現地時間)に公開しました。OpenAIはこの日、スタディモードを紹介し、「参加と対話を通じて、学生が単に何かを完了するだけでなく学べるよう設計された」と説明しました。

スタディモードを使うと、ChatGPTはソクラテス式の対話法と自己省察型プロンプトを用いて、学生が自分で学習内容を発見できるよう導きます。学生のレベルを評価して質問し、以前のやりとりを記憶する「パーソナライズドサポート」、クイズや記述式の質問を提示する「知識確認」機能も提供されます。例えばゲーム理論を学ぶ学生には、ChatGPTが「ゲーム理論とは何だと思いますか」と尋ね、それに対する回答にフィードバックを与える形です。ChatGPTは答えを示すたびに立ち止まり、ユーザーに質問することで段階的な学習を促します。

OpenAIは数週間以内に全ユーザーがスタディモードを利用できるように公開するとしています。

サム・アルトマンOpenAI創業者(写真)はAIが現在の教育システムを根本的に変えるとし、AI技術が1対1の家庭教師の役割を果たしうると度々語ってきました。「AIシステムは極端にパーソナライズされ、誰もが簡単に使えるグローバルブレインのような存在になるだろう」というのが彼の持論です。こうした理由からアルトマンは、自身の子どもを大学に進学させないと公言したこともあります。

今回発表されたスタディモードは、その考えを反映した初の試みです。OpenAIは現在、複雑または長文の概念に対する視覚教材の提供、目標設定および進捗管理、学生一人ひとりのスキルや目標に合わせた個別研究の開発に取り組んでいるとされています。

シリコンバレー=キム・イニョプ特派員 inside@hankyung.com

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