概要
- ラブロフ ロシア外相はロシアを除外したウクライナの安全保障協議は成果がないだろうと伝えた。
- アメリカとヨーロッパ、ウクライナが三者委員会を設置して安全保障策の協議を始める中、ロシアはこれを受け入れない立場を示した。
- ロシアがヨーロッパ主導の安全保障案に拒否権を行使する可能性があり、政治的リスクが続くとポリティコは伝えた。
トランプ発表との温度差
米・ヨーロッパ、安全保障協議を開始

セルゲイ・ラブロフ ロシア外相は20日(現地時間)、ロシアが参加しないウクライナの安全保障協議は成果がないだろうと警告した。ロシアが西側によるウクライナ安全保障に同意したというアメリカ側の見解とは温度差がある。
ラブロフ外相はこの日、「ロシアを除外して(ウクライナ)安全保障を真剣に話し合うのはユートピアであり、意味のない道だ」と述べた。さらに「ロシア抜きで集団安全保障問題を解決しようとする提案は受け入れられない」と付け加えた。
ウラジーミル・プーチン ロシア大統領が15日のアラスカ首脳会談でウクライナへの西側の安全保障を受け入れたとするドナルド・トランプ アメリカ大統領の発言とは異なる立場である。
トランプ大統領は18日、ウクライナ・ヨーロッパの首脳とホワイトハウスで会談し、この内容を伝えた。アメリカとヨーロッパ、ウクライナはウクライナ安全保障策策定のための三者委員会を設置し、協議に入った。
ラブロフ外相は「中国、アメリカ、イギリス、フランスなどの国々が参加した上でウクライナ安全保障が平等な基盤で提供される場合のみ受け入れる」と述べた。ロシアと中国が議論に参加すべきだという主張であり、ヨーロッパとウクライナが受け入れ難い提案だ。
ロシアはヨーロッパ主導の安全保障案が策定されても拒否権を行使する可能性がある。アメリカの政治メディア・ポリティコは、ラブロフ外相の発言はウクライナに対するロシアの強硬な姿勢が全く弱まっていないことを示したと伝えた。
キム・ジュワン記者 kjwan@hankyung.com

Korea Economic Daily
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