概要
- 米ニューヨーク市場で S&P500指数 と ナスダック総合指数 がそれぞれ終値ベースで史上最高値を更新したと伝えた。
- エヌビディア が 2.2% 上昇して指数の上昇をけん引し、CEO の AI 需要増加の言及により AI 関連の投資心理 が強まったと伝えた。
- 国際的な 金価格と銀価格 が揃って史上最高値に達し、安全資産志向も伴ったと伝えた。

米ニューヨーク株式市場の主要株価指数は、米連邦政府の一時的な業務停止(シャットダウン)の継続や「人工知能(AI)バブル論」の懸念にもかかわらず8日(現地時間)に上昇し、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数などが史上最高値で取引を終えた。
国際的な金価格もオンス当たり4000ドル台に定着し史上最高値を更新し、銀価格は14年ぶりの最高値を再び記録した。
この日のニューヨーク市場でS&P 500指数は前日比39.13ポイント(0.58%)高の6753.72に、ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比255.02ポイント(1.12%)高の23,043.38でそれぞれ取引を終えた。
ダウ・ジョーンズ30種工業株平均は前日比1.20ポイント(0.00%)安の46,601.78で取引を終えた。
この上昇でS&P 500指数とナスダック総合指数はそれぞれ終値ベースで史上最高値を更新した。
時価総額首位のエヌビディアがこの日2.2%上昇し、指数の上昇をけん引した。
ジェンセン・フアン エヌビディア最高経営責任者(CEO)はこの日の放送インタビューで過去6か月間でコンピューティング需要が急速に増加したと述べ、市場の「AI楽観論」を呼び起こした。
彼は「AIモデルが単純な質問応答を超えて複雑な推論を行う段階へ進化しており、今年、特に過去6か月間でコンピューティング需要が急増した」と述べた。
エヌビディアの最新AIチップ『ブラックウェル』シリーズについても「ブラックウェルへの需要は本当に、本当に高い」と述べ、「我々は新たなインフラ拡充の出発点、すなわち新たな産業革命の始まりに立っている」と強調した。
収益性が期待に届かないとの見方から前日は2%超下落していたクラウドインフラ企業オラクルは、フアンCEOの言及でこの日1.54%反発した。
これまでウォール街の一部ではAI関連への巨額投資が続いているが、どのように利益を上げるのかという具体的な方針を誰も示しておらず、バブルの可能性が指摘されてきた。
米連邦政府のシャットダウンはこの日で8日目に入ったが、AI楽観論が高めた投資心理を抑えられなかった。
米上院はこの日、共和党と民主党がそれぞれ提出した暫定予算案を本会議に上程したが、両案ともフィリバスター(無制限の討論による合法的な議事妨害)を無効化して可決に必要な60票を確保できなかった。
共和党と民主党の対立が続いており、シャットダウンがしばらく続くとの見方が強まっている。
一方でAI関連株を中心とした株式ラリーが続く一方、同時に安全資産志向も強まり、国際的な金価格が連日史上最高値を更新する中、銀価格も14年ぶりの最高値を突破した。
この日ニューヨーク商業取引所で12月受け渡しの金先物の終値はオンス当たり4,070.5ドルとなり、前日比1.7%上昇して終値ベースで史上最高値を再び記録した。
ロイターによれば金現物価格もこの日米東部時間午後1時45分時点で前日比1.7%高のオンス当たり4,050.24ドルとなり、史上最高値を更新して4,000ドル台に定着した。
同時刻、銀の現物は前日比3.2%急騰しオンス当たり49.39ドルで取引された。
先に銀価格はこの日取引時間中にオンス当たり49.57ドルで取引され、2011年4月以来14年ぶりに史上最高値を更新した。
スタンダードチャータードのアナリスト、スキ・クーパーは「金価格を意味のある形で押し戻すような触媒要因は見えない」と述べ、「今年中に金価格は上昇基調を続け、オンス当たり5,000ドルに挑戦するだろうと予想する」と語った。
チェ・スジン ハンギョンドットコム記者 naive@hankyung.com

Korea Economic Daily
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