イーサリアム、3000ドルの抵抗にぶつかり調整…短期的な弱気シグナル

イーサリアム（ETH）の価格は3000ドルを維持できず下落に転じた。短期のテクニカル指標では弱気シグナルが強まり、追加調整の可能性が指摘されている。

24日（現地時間）のNewsBTC報道によると、イーサリアム価格は3000ドルと2980ドルを相次いで下回り下落の流れに入った。イーサリアムは現在2950ドル以下で取引されており、100時間単純移動平均線も下抜けた状態だ。

テクニカルには、2775ドルの安値から3075ドルの高値までの上昇区間の50%フィボナッチ戻しを下回った。時間足ベースでは2980ドルを支持線としていた上昇チャネルが崩れ、短期の弱気圏に入ったとの評価が出ている。

短期の反発には2880ドル付近の防衛が鍵だ。この水準を守れればテクニカルな反発が試みられる可能性があるが、上昇しても2980ドルと3000ドル付近で強い抵抗が予想される。3050ドルを明確に突破した場合にのみ3120ドルと3200ドル台への再進入の可能性が開くと分析されている。

逆に3000ドルの回復に失敗した場合は追加の下落圧力が続く可能性がある。下方では2880ドルが第一の支持線として機能しており、これを下回ると2845ドルと2800ドル付近まで調整幅が拡大する可能性が指摘されている。追加の弱含みの場合、次の主要な支持線は2775ドルと2720ドルだ。

テクニカル指標も弱気の流れを裏付けている。時間足基準の移動平均収束拡散指標（MACD）は下落トレンドでモメンタムを強めており、相対力指数（RSI）は基準線の50を下回った。短期的には売り優勢の局面が続いているとの評価だ.