テザー系PAC、1100万ドルの資金流入を開示 カンターとアンカー・ラブズが拠出

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YM Lee

概要

  • テザー系 フェローシップPAC が、カンター・フィッツジェラルドとアンカー・ラブズから計 1100万ドル の拠出を受けたと開示した。
  • 同PACは ネクサム・グループ を通じて約 300万ドル 規模の争点広告を実施し、特定候補の支援に向けて 140万ドル 超のメディア費用も追加支出したと報告した。
  • 暗号資産業界は2024年の米選挙で、暗号資産に友好的な候補を支援するため 数億ドル を投じており、今年も同様の戦略が繰り返される可能性がある。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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テザー幹部が主導する暗号資産の政治活動委員会(PAC)に、金融機関から計1100万ドルの資金が流入していたことが明らかになった。

コインテレグラフが4月15日に報じた。フェローシップPAC(Fellowship PAC)は米連邦選挙委員会(FEC)への提出資料で、カンター・フィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)から1000万ドル、アンカレッジ・デジタル(Anchorage Digital)の運営会社アンカー・ラブズ(Anchor Labs)から100万ドルの拠出を受けたと開示した。資金はいずれも2026年1月に流入した。

このPACはテザーの政府対応責任者が率いている。発足時には、暗号資産業界に関係する非公表の支援者から1億ドル超を確保したと主張していた。

ただ、FEC資料では2025年8月から12月にかけて、200ドルを超える献金は確認できない。3月31日以降の資金が資料に反映されていない可能性もある。

フェローシップPACはマーケティング会社ネクサム・グループ(Nxum Group)を通じ、約300万ドル規模の争点広告も実施した。ネクサム・グループは、ホワイトハウスで暗号資産顧問を務め、現在はテザー米法人の最高経営責任者(CEO)を務めるボー・ハインズ(Bo Hines)氏が共同設立した会社だ。

同PACは4月時点で、ジョージア州第14選挙区の連邦下院候補に加え、ネブラスカ州とケンタッキー州の上院選候補を支援するため、140万ドル超のメディア費用を追加支出したとも報告した。これらの州では5月に党内予備選を控えている。

暗号資産業界は2024年の米選挙で、暗号資産に友好的な候補を支援し、反対候補をけん制するため、数億ドル規模の資金を投じた。今年も議会の勢力均衡が争点となるなか、同様の戦略を繰り返す公算が大きい。

一方、フェローシップPACの会計責任者として登録されているミッチェル・ノーベル(Mitchell Nobel)氏は、2025年8月からカンター・フィッツジェラルドでデジタル資産戦略・政策責任者も務めている。アンカレッジ・デジタルは最近、チェーンリンクとともに、候補者への直接献金と独立支出の双方が可能なハイブリッドPAC「ブロックチェーン・リーダーシップ・ファンド」の立ち上げにも参加した。

YM Lee

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